特許
J-GLOBAL ID:200903027236182054
グリーンタイヤのエア抜き溝
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
多田 敏雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-350242
公開番号(公開出願番号):特開平9-174714
出願日: 1995年12月22日
公開日(公表日): 1997年07月08日
要約:
【要約】【課題】 グリーンタイヤをトロイダル状に変形させたときのエア抜き溝35、36の溝底部における破断発生を抑制する。【解決手段】 グリーンタイヤをトロイダル状に変形させると、トレッドセンターS近傍およびショルダー部33が大きく拡張して周方向に引き伸ばされるため、該領域、即ちショルダー部33よりトレッドセンターS側の領域Mにおけるエア抜き溝35、36の延在方向を円周方向とした。この結果、該領域Mのエア抜き溝35、36は延在方向に大きく引き伸ばされるものの、溝が拡がる方向にはあまり引っ張られず、溝底部からの破断が抑制される。
請求項(抜粋):
グリーンタイヤを構成する複数枚の帯状ゴム部材のうち、隣接する帯状ゴム部材の少なくとも一方の帯状ゴム部材の貼合わせ面に形成されるとともに、トレッドセンターの両側に該トレッドセンター近傍からビード部まで連続して延び円周方向に等距離離れてそれぞれ多数本配置され、ステッチング時に隣接する帯状ゴム部材間に介在するエアを外部へ導くエア抜き溝において、該エア抜き溝の延在方向を、ショルダー部よりトレッドセンター側においては円周方向となすとともに、タイヤ最大幅位置よりビード部側においては軸方向となしたことを特徴とするグリーンタイヤのエア抜き溝。
前のページに戻る