特許
J-GLOBAL ID:200903027238445630

アミンを回収する方法および装置並びにこの方法によって得られ得る残留物の用途

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 江崎 光好 (外3名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-529279
公開番号(公開出願番号):特表平9-507681
出願日: 1995年05月03日
公開日(公表日): 1997年08月05日
要約:
【要約】本発明は塩基の添加による酸性アミン塩からアミンを回収しそして該溶液を蒸留残留物として有用な固体が得られるまで混練乾燥器でpH11〜13において溶液を蒸発させる方法およびスラリーと懸濁物とを固体および沸点に従って区分される複数の液体留分に分ける装置に関する。蒸留によって分離される少ない水含有量のアミン相を酸化カルシウムまたは水酸化カルシウムで脱水し、次いで精留によって純粋なアミン留分に分離する。上記の方法は全ての副流の利用およびアミンおよび吸収媒体(硫酸)の完全な再利用を可能とする。再利用法のための流れは、例えば鋳造での中子砂を効果させるコールドボックス法で生じるアミン含有排気ガスの浄化段階で得られる吸収塔からのアミン含有排気酸である。
請求項(抜粋):
酸性のアミン洗浄溶液から、 アルカリ金属-およびアルカリ土類金属水酸化物の如き塩基との混合および反応そして固体状蒸留残留物と揮発性の凝集可能なアミン/水-相への蒸留分離によって、アミンおよびアミン混合物を回収する方法において、アミン塩溶液と塩基との反応混合物を混練乾燥器(=混練蒸発器)中で混合し、反応させ、蒸留分離しそして乾燥し、その際に塩基の量をアミン塩のアニオンの量を基準として化学量論的に過剰に使用することを特徴とする、上記方法。
IPC (3件):
C07C211/03 ,  B01D 3/00 ,  C07C209/86
FI (3件):
C07C211/03 ,  B01D 3/00 Z ,  C07C209/86
引用特許:
審査官引用 (3件)

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