特許
J-GLOBAL ID:200903027245552654

タイヤ空気圧低下検出方法および装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 亀井 弘勝 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-246850
公開番号(公開出願番号):特開平6-092115
出願日: 1992年09月16日
公開日(公表日): 1994年04月05日
要約:
【要約】【目的】タイヤの回転角速度を用いて、正確に減圧タイヤを検出するタイヤ空気圧低下検出方法を提供すること。【構成】4つのタイヤの回転角速度を、それぞれ、F1,F2,F3,F4としたとき、対角線上にある一対のタイヤの回転角速度の和F1+F4ともう一対のタイヤの回転角速度の和F2+F3との比dFを求めて、次の判定式(3) を得る。dF=(F1+F4)/(F2+F3) ... (3)4つのタイヤの空気圧がすべて正常であれば、F1〜F4は、いずれも等しいから、dF=1となる。一方、いずれか1つのタイヤの空気圧が低下した場合は、dF≠1となる。よって、(1-a<SB>2 </SB>)<dF<(1+a<SB>1 </SB>)(ただし、a<SB>1 </SB>,a<SB>2 </SB>には車両により決まる定数)のときはタイヤの空気圧は正常であるが、上記以外のときはいずれかのタイヤの空気圧の低下が検出していることを検知する。
請求項(抜粋):
4つのタイヤを有する四輪車両のためのタイヤ空気圧低下検出方法であって、四輪車両の前左タイヤW1の回転角速度F1、前右タイヤW2の回転角速度F2、後左タイヤW3の回転角速度F3および後右タイヤW4の回転角速度F4をそれぞれ検出し、検出した各タイヤの回転角速度から、対角線上にある一対のタイヤの回転角速度の和(F1+F4)と他の一対のタイヤの回転角速度の和(F2+F3)との比dFを求め、求めた比dFが(1+a1 )と(1-a2 )(ただし、a1 およびa2 は車両により決まる定数)との間にあれば空気圧低下を生じているタイヤは無いと判断し、求めた比dFが上記の範囲外にあれば、空気圧低下を生じているタイヤがあると判断することを特徴とするタイヤ空気圧低下検出方法。

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