特許
J-GLOBAL ID:200903027250593520

中空射出成形方法及び中空射出成形装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-022020
公開番号(公開出願番号):特開平8-216211
出願日: 1995年02月09日
公開日(公表日): 1996年08月27日
要約:
【要約】【目的】 本発明は、金型内に射出された溶融樹脂内に加圧ガス体を注入して、中空構造を有する射出成形品の成形方法、及びその装置を提供することを目的とする。【構成】 射出成形により、金型内に射出された溶融樹脂内に加圧ガス体を注入して、中空構造を有する成形品の製造方法であって、(1)該加圧ガスは、1回の成形サイクルで、ガス体の吸気工程と圧縮工程を少なくとも2回以上行なうピストン式コンプレッサーで圧縮され、(2)予め決定したコンプレッサーの運転条件で吸気、圧縮を行いながらコンプレッサーの吐出弁開度の制御下に、成形機の射出シリンダーより金型内に射出された溶融樹脂内に、加圧ガス体を注入することにより、中空構造を有する成形体を形成し、(4)成形品に負荷されるガス圧力を所定の値に保持又は制御しながら冷却を実施し、(5)冷却完了後、中空構造内部の圧力を減圧し、その後成形品を取り出すことを特徴とする中空射出成形方法。
請求項(抜粋):
射出成形により、金型内に射出された溶融樹脂内に加圧ガス体を注入して、中空構造を有する成形品の製造方法であって、(1)該加圧ガスは、ピストン式コンプレッサーで圧縮され、(2)1回の成形サイクルで、該コンプレッサーでは、ガス体の吸気工程と圧縮工程が少なくとも2回以上行なわれ、(3)成形前に予め1成形サイクルに対して、各吸気工程のガス体供給圧力と、各圧縮工程のピストンの移動ストローク、及びピストンの動作時期、動作速度と、一回の成形サイクルに要する往復運動の回数を決定し、(4)該コンプレッサーにおいて、圧縮工程に先立ち吸気工程では、ガス源からシリンダーにガス体が供給され、圧縮工程では、ピストンの移動による圧縮動作を行い、かかる操作の繰り返しによりガス体を昇圧し、(5)予め決定したコンプレッサーの運転条件で吸気、圧縮を行いながらコンプレッサーの吐出弁開度の制御下に、成形機の射出シリンダーより金型内に射出された溶融樹脂内に、加圧ガス体を注入することにより、中空構造を有する成形体を形成し、(6)成形品に負荷されるガス圧力を所定の値に保持又は制御しながら冷却を実施し、(7)冷却完了後、中空構造内部の圧力を減圧し、その後成形品を取り出すことを特徴とする中空射出成形方法。
IPC (4件):
B29C 45/57 ,  B29C 45/40 ,  B29C 45/73 ,  B29C 45/76
FI (4件):
B29C 45/57 ,  B29C 45/40 ,  B29C 45/73 ,  B29C 45/76

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