特許
J-GLOBAL ID:200903027251173274

重合用触媒

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 清水 猛 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-120444
公開番号(公開出願番号):特開平8-295703
出願日: 1995年04月24日
公開日(公表日): 1996年11月12日
要約:
【要約】【構成】 下記一般式[1][2][3]で表される遷移金属化合物のいずれかであるオレフィン重合用触媒成分。Cp2 M[SSP(XR1 )2 ]n Y2-n ・・・[1](CpーAーCp)M[SSP(XR1 )2 ]n Y2-n ・・・[2](Cp-A-L)M[SSP(XR1 )2 ]n Y2-n ・・・[3](式中、MはTi、Zr又はHfであり、Cpは(置換)シクロペンタジエニル基であり、[SSP(XR1 )2 ]はジチオホスファト誘導体配位子である。)【効果】 重合活性が高く、経時変化に対して安定なオレフィン重合用触媒成分を提供し、これを用いてオレフィン重合を行うことにより分子量分布が狭く、組成分布が均一であるオレフィン重合体を提供する。
請求項(抜粋):
下記一般式[1][2][3]で表される遷移金属化合物のいずれかであることを特徴とするオレフィン重合用触媒成分。 Cp2 M[SSP(XR1 )2 ]n Y2-n ・・・[1] (CpーAーCp)M[SSP(XR1 )2 ]n Y2-n ・・・[2] (Cp-A-L)M[SSP(XR1 )2 ]n Y2-n ・・・[3](式[1]〜[3]中、Mはチタン、ジルコニウムまたはハフニウムである。Cpはシクロペンタジエニル基または置換シクロペンタジエニル基である。Aは共有結合による架橋基であり、CR2 2 、CR2 2 CR2 2 、CR2 =CR2 、SiR2 2 、SiR2 2 SiR2 2 、GeR2 2 、BR2 2 から選ばれる基であり、ここでR2 は水素原子、ハロゲン原子、アルキル基、シクロアルキル基、アリール基、アリールアルキル基またはアルケニル基である。LはAおよびMに結合する供与性配位子であり、O、OR3 、NR3 、NR3 2 、S、SR3 、PR3、PR3 2 から選ばれる基であり、ここでR3 は水素原子、ハロゲン原子、アルキル基、シクロアルキル基、アリール基、アリールアルキル基またはアルケニル基である。[SSP(XR1 )2 ]はジチオホスファト誘導体配位子であり、ここでXはO、Sから選ばれる原子であり、置換基R1 はアルキル基、シクロアルキル基、アリール基、アリールアルキル基またはアルケニル基である。Yはハロゲン原子、アルキル基、アリール基、シクロアルキル基、アリールアルキル基、アルケニル基、アルコキシ基、チオアルコキシ基、アミノ基またはホスフィノ基である。nは1または2である。)
IPC (2件):
C08F 4/642 MFG ,  C08F 10/00
FI (2件):
C08F 4/642 MFG ,  C08F 10/00

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