特許
J-GLOBAL ID:200903027262293506
有限要素解析装置
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
粟野 重孝
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-278772
公開番号(公開出願番号):特開平7-129545
出願日: 1993年11月09日
公開日(公表日): 1995年05月19日
要約:
【要約】【目的】 時間変化の差分解の連立演算処理を低減し、演算速度は速くする。【構成】 有限要素解析のための変分原式の積分において、時間微分項における補間関数に0次の補間関数を用いて離散化方程式を求め、各要素の節点の時刻(t+△t)における差分解が、他の節点の時刻(t+△t)における差分解に無関係であって、時刻tにおける解の単なる一次結合で与えられるようにし、ステップ1において、各要素の時刻(t+△t)における解を時刻tにおける解の一次結合で与える方程式をたて、ステップ2において、全体の要素の節点に対する時刻(t+△t)における解を時刻tにおける各節点の解の一次結合として求める方程式をたて、ステップ3において、全体の要素の節点の解を求め、つぎの時刻における演算をするか否かを判定し、さらに、つぎの時刻における差分解を求める場合にはステップ1に戻って同様の動作を繰り返す。
請求項(抜粋):
非定常の偏微分方程式の解を、空間微分項に関しては有限要素解析、時間微分項に関しては前進差分解析により数値解析する有限要素解析装置において、変分原式の積分において空間微分項と時間微分項とで異なる補間関数を用い、時刻(t+△t)における各接点の前進差分解が他の接点の時刻(t+△t)における前進差分解に無関係であって時刻tにおける解の1次結合だけて与えられる関係式を求め、その関係式により任意の時刻の解を前進差分により演算するようにした有限要素解析装置。
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