特許
J-GLOBAL ID:200903027268491261

多段膜制御装置及び方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 倉内 基弘 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-342295
公開番号(公開出願番号):特開平6-205925
出願日: 1993年12月15日
公開日(公表日): 1994年07月26日
要約:
【要約】【目的】 多段膜ユニットの変動需要中の有効な制御。【構成】 入口管路1、入口圧縮機2から加圧された流体混合物が非透過物側5aと透過物側5bを有する第1段膜ユニット5に送給され、所望されない成分は透過物側5bに透過され、残りは第2段膜ユニット8の非透過物側8aに流入する。透過物側8bにおける透過流体は循回導管9を通して管路1、3及び7に導かれる。循回導管9の流体は循回圧縮機11により圧縮され、加圧された流体は第3段膜ユニット12に通される。出口管路13、循回導管9における透過物流体の圧力、流量、純度を監視・検出手段20、26により監視する。プロセスコントロールシステム21は出力信号を循回圧縮器11の容量を制御するための制御手段30に伝達する。これは膜を横切っての所望の圧力比の維持並びに需要のない若しくは少ない条件中の動力消費の所望の低減を可能とする。
請求項(抜粋):
流体混合物から少なくとも一つの流体成分を分離することのできる多段透過膜装置にして、(a)少なくとも3つの膜ユニットにして、その少なくとも2つが直列に接続されそして該少なくとも3つの膜ユニットの各々が非透過物側と透過物側とを有する膜を備えそして該膜が流体混合物の少なくとも一つの流体成分を該非透過物側から該透過物側へと透過させることができる膜ユニット、(b)流体混合物を前記少なくとも3つの膜ユニットのいずれか一つの第1膜ユニットの非透過物側に導入するための流体入口手段、(c)直列状態にある第2、第3及び/或いは最終膜ユニットの非透過物側から生成物流体を抜き出すための生成物出口手段、(d)前記第3膜ユニット及び/或いは最終膜ユニットの透過物側から前記膜ユニットの少なくとも一つの非透過物側へと流体を通すための第1循回導管と前記第2膜ユニットの透過物側から前記第3膜ユニットの非透過物側へと通しそして後該第3膜ユニットの非透過物側から前記膜ユニットの少なくとも一つの非透過物側へと通すための第2循回導管とから成る群から選択される循回導管、(e)前記第1循回導管において若しくは第2循回導管において流体をポンプ送給若しくは圧縮するための循回圧縮機或いはポンプ手段、(f)前記循回圧縮機或いはポンプ手段作動を制御し若しくは調整するための制御手段、(g)前記第1或いは第2循回導管手段において流体の圧力、流量及び/或いは純度を検出し若しくは監視するための検出或いは監視手段、及び(h)前記検出或いは監視手段から検出し若しくは監視した前記第1或いは第2循回導管手段における流体の圧力、流量及び/或いは純度に相当するプロセス変数信号を受取りそして変動する生成物流体需要条件に対処するよう前記循回圧縮機或いはポンプ手段の容量を変更するべく該循回圧縮機或いはポンプ手段の作動を調整するために相当する出力信号を前記制御手段に伝達し、それにより第2、第3及び/或いは最終膜ユニットの透過物側において一定の圧力若しくは実質上一定の圧力を維持することのできる少なくとも一つのプロセス制御システムを備える多段透過膜装置。
IPC (2件):
B01D 53/22 ,  B01D 61/58

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