特許
J-GLOBAL ID:200903027272730874

車両用ルーフ駆動装置の可動フィニッシャ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 笹井 浩毅
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-225948
公開番号(公開出願番号):特開2002-036884
出願日: 2000年07月26日
公開日(公表日): 2002年02月06日
要約:
【要約】【課題】簡易な構成でもってフィニッシャをルーフの変位に連動させることができ、また、フィニッシャを適正位置にて動かぬように確実に保持することができ、さらに、フィニッシャをその変位中にも強固に支持することが可能な可動フィニッシャを提供する。【解決手段】ルーフ30がクローズ状態にある際、リヤルーフ32後端縁が背もたれ610後側に比較的近接するが、この時フィニッシャ本体700は、ばね部材715の付勢力によって起立位置に維持される。一方ルーフ30をクローズ状態からオープン状態へ駆動すると、フィニッシャ本体700は、リンク機構800を介してルーフ30の変位に連動して背もたれ610後側より後方へと揺動し、ルーフ30がオープン状態なると、フィニッシャ本体700はルーフ30の自重で後傾位置に保持されて、背もたれ610後側に生じる大きな隙間SL2を隠蔽する。
請求項(抜粋):
車体のルーフを、伸展させて天井を形成するクローズ状態と、折り畳んで後部収納室に格納するオープン状態とに駆動させる車両用ルーフ駆動装置において、前記ルーフの駆動に連動して揺動し、前記後部収納室前の座席の背もたれ後側に沿って生じる隙間を塞ぐための可動フィニッシャであって、前記背もたれ後側に沿って両側方向に延びるフィニッシャ本体と、該フィニッシャ本体を前記ルーフの駆動に連動して揺動させるリンク機構とを有して成り、前記フィニッシャ本体は、背もたれ後側に近接する起立位置と、背もたれ後側より後方に傾斜する後傾位置とに車体側に揺動可能に支持され、該フィニッシャ本体は、付勢手段により前記起立位置の側へ付勢されることで、前記ルーフがクローズ状態にある時は起立位置に維持され、前記リンク機構は、前記ルーフのオープン状態への駆動に伴い前記フィニッシャ本体を、前記付勢手段の付勢力に抗して後傾位置まで揺動させ、オープン状態の際にルーフ後端が背もたれ後側より離隔することで生じる隙間を隠蔽することを特徴とする可動フィニッシャ。

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