特許
J-GLOBAL ID:200903027274360187

シームレス缶及びその成形法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴木 郁男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-101396
公開番号(公開出願番号):特開平9-285832
出願日: 1996年04月23日
公開日(公表日): 1997年11月04日
要約:
【要約】【課題】 素材が薄肉化されていながら、顕著に向上した耐圧強度と耐腐食性とを有し、しかも容器の圧力による変形も小さいレベルに抑制されているシームレス缶及びその製法を提供すること。【解決手段】 筒状胴部と、周状接地部と、筒状胴部及び周状接地部を連結する外周底部と、周状接地部よりも内側の立ち上がり部と、立ち上がり部に接続されたドーム部とを備えたシームレス缶において、前記周状接地部は、接地部からの角度が鋭角に延びる内周側接続部に連なる内周端縁部と、接地部からの角度が鈍角に延びる外周側接続部に連なる外周端縁部とを備えた小間隔の環状部からなり、前記内周側接続部乃至は立ち上がり部は高さ方向に向けて径の増大する逆テーパー形状を有し、更に底部の形状が所定範囲内の寸法を有するシームレス缶及びその製法。
請求項(抜粋):
筒状胴部と、周状接地部と、筒状胴部及び周状接地部を連結する外周底部と、周状接地部よりも内側の立ち上がり部と、立ち上がり部に接続されたドーム部とを備えたシームレス缶において、前記周状接地部は、接地部からの角度が鋭角に延びる内周側接続部に連なる内周端縁部と、接地部からの角度が鈍角に延びる外周側接続部に連なる外周端縁部とを備えた小間隔の環状部からなり、前記内周側接続部乃至は立ち上がり部は高さ方向に向けて径の増大する逆テーパー形状を有し、内周端縁部の半径をRE 及びドーム部の最大半径をRM としたとき、RM /RE の比が1.015乃至1.150の範囲内にあり、内周側端縁部の曲率半径R1 が板厚(t)の1乃至7倍、外周側端縁部の曲率半径R2が板厚(t)の3乃至20倍、接地部の曲率半径R3 が板厚(t)の3.5倍以上の範囲にあることを特徴とする耐内圧性に優れたシームレス缶。
IPC (2件):
B21D 51/26 ,  B65D 1/14
FI (2件):
B21D 51/26 R ,  B65D 1/14

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