特許
J-GLOBAL ID:200903027278193870

移動体通信端末装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-120000
公開番号(公開出願番号):特開平8-316865
出願日: 1995年05月18日
公開日(公表日): 1996年11月29日
要約:
【要約】【目的】間欠駆動によりPLL回路の消費電流を低減して、移動体通信端末装置の待ち受け時間を延ばすこと。【構成】呼び出しを待ち受けている状態において、PLL回路にロックがかかっているとき、LPF3の直流電圧出力をCPU5が保持し、これをVCO1に出力してVCO1に発振させる。一方、VCO1の出力と基準信号との位相差を出力するPLL-IC2の電源電圧VPLL の供給を停止し、消費電流を低減する。所定時間後再びPLL-IC2に電源電圧VPLL の供給を行うとともにPLL回路のループを形成して、ロックをかけ直す。
請求項(抜粋):
基地局からチャネルの変更指示を受け、該チャネル周波数を生成するためにPLL回路を具備する移動体通信端末装置において、前記PLL回路は電圧制御発振器と、前記電圧制御発振器の出力と基準信号との位相差を出力するPLL-ICと、前記位相差に応じた直流電圧を出力するローパスフィルタと、前記直流電圧をデジタル化してCPUに入力するAD変換器と、前記CPUに入力されたデジタル化された直流電圧を再度アナログ信号として出力するDA変換器と、前記ローパスフィルタの出力と前記DA変換器の出力のうち一方を選択して前記電圧制御発振器に入力させる第1切換スイッチと、前記PLL-ICへの電源供給をオン/オフする第2切換スイッチとを具備し、前記CPUは、呼び出しを待ち受け中に前記第1切換スイッチがローパスフィルタ側に接続され第2切換スイッチがオンされたPLL-ICの駆動状態でPLL回路にロックがかかり、さらに基地局からチャネル変更指示が無いとき、前記AD変換器の出力するデジタル化されたローパスフィルタの直流電圧出力を保持し、第1切換スイッチをDA変換器側に切り換え、第2切換スイッチをオフしてPLL-ICの駆動を実質停止させ、該停止状態で基地局からチャネルの変更指示を受けたときあるいは該変更指示を受ける前に所定時間経過したとき第1切換スイッチをローパスフィルタ側に戻すとともに第2切換スイッチをオンしてPLL-ICの駆動を再開させるようにしたことを特徴とする移動体通信端末装置。
IPC (2件):
H04B 1/26 ,  H03L 7/18
FI (2件):
H04B 1/26 A ,  H03L 7/18 Z

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