特許
J-GLOBAL ID:200903027285748624

自在継手

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 井上 義雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-297125
公開番号(公開出願番号):特開2000-120717
出願日: 1998年10月19日
公開日(公表日): 2000年04月25日
要約:
【要約】【課題】 シールリングによるシールを適切なものとして、自在継手のカップ形軸受の寿命を増加させること。【解決手段】 シールリング75を構成するパッキン75bは、合成ゴム等からなり、芯金75aと軸径部61の外周との間に挟まれる内周部分91と、軸受カップ71の開口部71aの外周に当接するダストリップ92と、軸受カップ71の開口部71aの先端に当接するグリースリップ93とを備える。内周部分91の内径は、軸径部61の外径よりも小さくなっており、この差の締めしろによって、内周部分91が軸径部61に密着する。この際、内周部分91と軸径部61の締めしろをシールリング75の挿入荷重が15N〜50Nになるように適当に調節することで、シールリング75を軸径部61に対して正確に位置決めして固定することができ、ダストリップ92やグリースリップ93に過剰な負荷かかかって早期に摩耗したりシール性が低下することを防止できる。
請求項(抜粋):
対向するアームの軸受穴にそれぞれ嵌合させた一対のカップ形の軸受により十字軸の両端の一対の軸径部を軸方向の回りに回転可能に支持するとともに、前記一対の軸受の開口側と前記一対の軸径部の根本側との間をそれぞれ封止する一対のシールリングを備える自在継手であって、前記一対のシールリングのそれぞれは、環状の芯金と、合成ゴム及び合成樹脂のいずれかからなるとともに前記芯金と前記軸径部との間に挟まれて圧縮変形されるパッキンとを備え、前記一対のシールリングのそれぞれを前記軸径部に装着する際の挿入荷重は、15N以上50N以下であり、前記一対の軸径部のそれぞれの外径は、9.5mm以上10.5mm以下であることを特徴とする自在継手。
FI (2件):
F16D 3/41 M ,  F16D 3/41 E

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