特許
J-GLOBAL ID:200903027290208212
複層鋼板の端面防食法
発明者:
,
,
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
田北 嵩晴
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-328946
公開番号(公開出願番号):特開平6-146033
出願日: 1992年11月16日
公開日(公表日): 1994年05月27日
要約:
【要約】【目的】 腐食環境下において、複層鋼板における端面からのアルミニウム層の優先腐食を防ぐこと。【構成】 0.2mmの冷延鋼板1,3と0.4mmのアルミニウム板2から成り、かつ最外層が冷延鋼板1,3である75×150×0.8mmのFe/Al/Feの複層鋼板を、10%の塩酸中に5分間浸漬し、外周端面部のアルミニウム層を図1(a)に示すように除去した。その後、この複層鋼板を溶融亜鉛メッキ液中に浸漬し、複層鋼板全体を図1(b)に示すように亜鉛メッキして亜鉛層4で覆った。
請求項(抜粋):
鉄系材料の板とアルミニウム系材料の板とが積層接合され、かつ最外層が鉄系材料の板で構成された3層以上の複層鋼板を、酸溶液中に浸漬して、アルミニウム層を端面から優先腐食させて外周端面部のアルミニウム層を除去し、その後、溶融メッキ液中に浸漬することにより、酸洗によって除去されたアルミニウム層の部分をメッキ層で埋めてシールし、かつ、前記複層鋼板全体もメッキ処理を施すことにより、端面で生じる鉄系材料とアルミニウム系材料の接触によるアルミニウム系材料の優先腐食を防ぐことを特徴とする複層鋼板の端面防食法。
IPC (5件):
C23F 15/00
, B32B 15/01
, C23C 2/06
, C23F 1/02
, C25D 5/26
前のページに戻る