特許
J-GLOBAL ID:200903027294723596

加熱装置および画像形成装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高梨 幸雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-350357
公開番号(公開出願番号):特開平6-175517
出願日: 1992年12月02日
公開日(公表日): 1994年06月24日
要約:
【要約】【目的】 フィルム加熱方式の加熱装置において、被加熱材Pのカール発生防止のために加熱体21面に段差部22aを具備させたとき、該段差部の存在に拘らず加熱体およびニップNの温度状態が加熱体温度検知素子24に正しくかつリアルタイムに伝えられるようにして加熱体21の適切な温度制御を確保・維持させ、制御不正による加熱体の過昇温・温度低下の現象をなくすこと。【構成】 加熱体21のフィルム25との摺動面側で且つニップNの幅内の面部分にフィルム搬送方向下流側に向けて突出量が小さくなるように段差部22aが設けられ、その段差量t1 は、該段差部の熱伝導率k1 、加熱体基層の熱伝導率k2 と厚みt2 との間に下記の関係が満たされること。、【数1】
請求項(抜粋):
固定の加熱体と、該加熱体に摺動するフィルムと、該フィルムを挟んで該加熱体との間にニップを形成する加圧部材を有し、被加熱材を該ニップのフィルムと加圧部材の間に供給してフィルムを介して加熱体に密着させフィルムと一緒に挟持搬送させることで加熱体からフィルムを介して被加熱材に熱エネルギーを付与する加熱装置において、上記加熱体は、上記フィルムとの摺動面側で、且つ上記ニップの幅内に、フィルム搬送方向下流側に向けて突出量が小さくなるように段差部が設けられており、該段差部の段差量t1 は、該段差部の段差量t1 と熱伝導率k1 、および加熱体の基層の熱伝導率k2 と厚みt2 との間に、【数1】のような関係が満たされることを特徴とする加熱装置。

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