特許
J-GLOBAL ID:200903027302518026

ポリオレフィンの製造方法および製造装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴木 俊一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-321182
公開番号(公開出願番号):特開平11-152303
出願日: 1997年11月21日
公開日(公表日): 1999年06月08日
要約:
【要約】【課題】 ポリオレフィンを二段以上の多段重合方式で気相重合を行う際に、一段目の反応槽で得られた粉体を二段目の反応槽に輸送するのに、特別な昇圧手段を必要としないポリオレフィンの製造方法および製造装置を提供する。【解決手段】 本発明に係るポリオレフィンの製造装置は、ポリオレフィン粉体を得るための第一の反応槽1と、第一の反応槽1から上記ポリオレフィン粉体を取り出す取出ライン30と、取出ライン30にて取り出されたポリオレフィン粉体と、この粉体中に含まれる触媒および新たに供給されるガス状単量体とを用いて重合反応を行う第二の反応槽11と、第二の反応槽11にガス状単量体を供給するための供給ライン12と、取出ライン30にて取り出されたポリオレフィン粉体を供給ライン12から送られる搬送媒体により第二の反応槽11へ搬送するための搬送ライン15とを備えたものである。
請求項(抜粋):
少なくとも二つの反応槽を連続して用いる多段気相重合方式によってポリオレフィンを製造する方法において、第一の反応槽でオレフィンを重合させてポリオレフィン粉体を得る第一重合工程と、上記ポリオレフィン粉体を上記第一の反応槽から取り出す取出工程と、上記取出工程にて取り出したポリオレフィン粉体を搬送媒体によって上記第一の反応槽に続く第二の反応槽へ搬送ラインを介して搬送する搬送工程と、上記第二の反応槽にて上記ポリオレフィン粉体とここへ供給するガス状単量体とを用いて重合反応を行う第二重合工程とを有し、上記第二の反応槽へ供給される単量体を含むガスの一部を、上記搬送媒体として用いて、上記第一の反応槽から上記第二の反応槽に上記ポリオレフィン粉体を搬送する際における上記搬送媒体の圧力損失を、上記第二の反応槽へ供給される単量体を含むガスの上記第二の反応槽内で形成される流動床およびこの流動床の下方に配設される分散板のそれぞれにおける圧力損失の和より小さく設定することを特徴とするポリオレフィンの製造方法。
IPC (2件):
C08F 2/34 ,  C08F 10/00
FI (2件):
C08F 2/34 ,  C08F 10/00
引用特許:
出願人引用 (4件)
  • 特開昭57-065703
  • 特開昭59-230010
  • 特開昭59-176305
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審査官引用 (8件)
  • 特開昭59-176305
  • 特開昭61-200104
  • 特開昭57-065703
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