特許
J-GLOBAL ID:200903027303055720
作業車の走行変速構造
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
北村 修
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-157693
公開番号(公開出願番号):特開平8-020256
出願日: 1994年07月08日
公開日(公表日): 1996年01月23日
要約:
【要約】【目的】 走行用の変速装置と油圧クラッチとを直列に配置し、油圧クラッチ用の電磁弁を備え、人為的に操作されるクラッチ操作具からの操作指令に基づいて電磁弁に操作電流を送るように構成した作業車の走行変速構造において、電磁弁の個体差に関係なく油圧クラッチを一定の状態で伝動側に操作できるように構成する。【構成】 電磁弁35に操作電流を零の値から漸次的に上昇させて送り、油圧クラッチの下手側の伝動系が停止状態から回転し始めた時点(機体が動き始めた時点)での、操作電流の値I2を調整時に事前に検出しておいて、通常の走行時に油圧クラッチを伝動側に操作する際、検出された操作電流の値I2以上の操作電流を電磁弁35に送るようにする。
請求項(抜粋):
走行用の変速装置(12)と多板摩擦式の走行伝動用の油圧クラッチ(5),(6)とを直列に配置し、前記変速装置(12)を変速操作する変速レバー(28)と、前記油圧クラッチ(5),(6)に作動油を供給してこれを伝動側に操作し作動油を排油してこれを伝動遮断側に操作する電磁弁(35)と、人為的に操作されるクラッチ操作具(57)からの操作指令に基づいて、前記電磁弁(35)に操作電流を送りこれを作動油の供給側に作動させ、前記電磁弁(35)への操作電流を遮断してこれを排油側に作動させるクラッチ操作手段とを備えた作業車の走行変速構造であって、前記電磁弁(35)に操作電流を零の値から漸次的に上昇させて送る第1調整手段と、前記第1調節手段により操作電流が零の値から漸次的に上昇操作された際に、前記油圧クラッチ(5),(6)の下手側の伝動系が停止状態から回転し始めた時点での、前記操作電流の値(I2)を検出する第2調整手段と、前記クラッチ操作具(57)からの操作指令により、前記検出された操作電流の値(I2)以上の操作電流を前記電磁弁(35)に送るように、前記クラッチ操作手段を作動させる制御手段とを備えてある作業車の走行変速構造。
IPC (3件):
B60K 20/00
, F16H 3/02
, F16H 61/04
引用特許:
審査官引用 (4件)
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特開平4-290616
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特開昭60-011722
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特開昭62-155338
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