特許
J-GLOBAL ID:200903027305330664

廃棄物等の処理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 富士弥 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-228761
公開番号(公開出願番号):特開2000-063847
出願日: 1998年08月13日
公開日(公表日): 2000年02月29日
要約:
【要約】【課題】 塩素や硫化物等の有害物質を多量に含有する廃棄物を熱分解などの熱処理を行って有害成分を分解析出させ、これに処理剤を添加して分解ガスと反応させて、発生ガス又は残渣の無害化をはかる試みがなされているが、加熱処理炉内で加熱処理する際、被処理物の性質によって急激な加熱又は高温加熱を必要とするケースがある。この加熱温度の制御は電気的加熱手段を用いると速応性のある加熱制御ができるが、加熱コストが高価となる。【解決手段】 被処理物の加熱を要する処理装置中の、少なくとも被処理物の急激な温度変化が生じる部分の加熱、及び高温加熱を要する部分の加熱手段として電気的加熱手段を用いて、他の加熱を要する部分の加熱手段として熱ガスを用いる。
請求項(抜粋):
廃棄物などの被処理物の保管と破砕処理を行う1次処理装置と、1次処理した被処理物にアルカリ物質でなる処理剤を添加混合する2次処理装置と、2次処理した被処理物を加熱により水分を蒸発して乾燥し、更に加熱により被処理物の含有する有害物質を分解析出し、処理剤との接触反応で無害な塩類を生成する分解反応工程を行う3次処理装置と、3次処理後の被処理物を加熱により炭化又は灰化する4次処理装置と、4次処理により減容化した被処理物を高温加熱により溶融する5次処理装置と、少なくとも3次処理装置と4次処理装置において発生した分解ガスを導出し、分解ガスを加熱することによってガス中の可燃成分を除去する6次処理装置と、可燃成分除去後のガスを冷却するとともに除塵を行う7次処理装置と、除塵後のガスから臭気成分を高温加熱により除去する8次処理装置と、無臭化後のガスを大気中に排出する9次処理装置とを備え、前記被処理物の加熱を要する処理装置中の少なくとも3次処理装置における乾燥部及び高温加熱を要する加熱部の加熱手段は、電気的加熱手段としたことを特徴とする廃棄物等の処理装置。
FI (2件):
C10B 53/00 A ,  C10B 53/00 B
Fターム (5件):
4H012HA03 ,  4H012HA07 ,  4H012HB03 ,  4H012HB08 ,  4H012HB10

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