特許
J-GLOBAL ID:200903027316955437

遠心形ターボ機械

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 春日 讓
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-138392
公開番号(公開出願番号):特開平11-324987
出願日: 1998年05月20日
公開日(公表日): 1999年11月26日
要約:
【要約】【課題】流体損失を十分低減しつつ小型化を図れる遠心形ターボ機械を提供する。【解決手段】側板12は、そのディフューザ羽根13aとこれに隣接するディフューザ羽根13bとの間で挟まれる拡大通路14に臨む部分のうち、ディフューザ羽根13aの負圧面13a1の後縁13a10より出口側に、流れを略遠心方向から略軸方向に転向させつつ戻り流路4へと導く半開部通路15を備えている。各ディフューザ羽根13a,13b,13c...は、それらの圧力面13a2,13b2,13c2...のうち半開部通路15に臨む部位のうち一部分13a20,13b20,13c20が、軸方向下流側に向かって漸次テーパ状に薄肉化された構造となっている。
請求項(抜粋):
複数段に設けられた遠心羽根車と、各遠心羽根車の下流側に設けられたディフューザと、このディフューザの下流側に設けられ流れを次段遠心羽根車に導く戻り流路と、この戻り流路に配置された返し羽根とを有し、各ディフューザは、前記戻り流路との仕切壁をなす側板と、円形翼列状に配置された複数のディフューザ羽根とを備え、前記側板は、一のディフューザ羽根とこれに隣接するディフューザ羽根との間で挟まれる拡大通路に臨む部分のうち一のディフューザ羽根の負圧面の後縁より出口側に、流れを略遠心方向から略軸方向に転向させつつ前記戻り流路へと導く半開部通路を備えている遠心形ターボ機械において、各ディフューザ羽根は、圧力面のうち前記半開部通路に臨む少なくとも一部分が、軸方向下流側に向かって漸次薄肉化されていることを特徴とする遠心形ターボ機械。
IPC (2件):
F04D 29/44 ,  F04D 1/08
FI (3件):
F04D 29/44 D ,  F04D 29/44 R ,  F04D 1/08 C

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