特許
J-GLOBAL ID:200903027320551774
乳癌患者における化学療法反応性を予測する方法
発明者:
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出願人/特許権者:
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代理人 (1件):
石川 徹
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-554325
公開番号(公開出願番号):特表2008-536094
出願日: 2006年02月06日
公開日(公表日): 2008年09月04日
要約:
本発明は、患者に由来する試料における複数の細胞成分の測定値、患者のエストロゲン受容体レベル、および患者の年齢に関連する患者のエストロゲン受容体レベルを含む患者の細胞成分プロフィールに基づいて、化学療法に対する乳癌患者の反応性を予測するための方法を提供する。また、本発明は、これらの因子に基づいて、乳癌を治療するための薬物の臨床試験の登録のための患者を選択するための方法を提供する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
以下の1つ以上に基づいて化学療法に対する乳癌患者の反応性を予測するための方法であって:(i)前記患者に由来する試料における複数の細胞成分の測定値を含む細胞成分プロフィール;(ii)ERレベルであって、前記ERレベルは、前記患者に由来する試料におけるエストロゲン受容体転写物又はエストロゲン受容体タンパク質のレベルであり、ER+は高ERレベルを示し、かつER-は低ERレベルを示す、前記ERレベル;及び(iii)ER/AGEであって、前記患者の年齢と関連する前記ERレベルの測定規準である、前記ER/AGE;
前記方法は、前記患者が、
(a)前記細胞成分プロフィールが予後不良プロフィールであり、かつ前記ERレベルがER+であり、かつ前記ER/AGEが低い場合に、乳癌患者の一般的集団の患者と比較して化学療法に対する反応の増強か;又は、
(b)(i)前記ERレベルがER-であるか、若しくは(ii)前記細胞成分プロフィールが予後不良プロフィールであり、かつ前記ERレベルがER+であり、かつ前記ER/AGEが高い場合に、乳癌患者の一般的集団の患者と比較して化学療法に対する反応の減少;
を示すことを予測することを含み、
前記細胞成分プロフィールが予後良好テンプレートに対して低い類似性を有するか、又は予後不良テンプレートに対して高い類似性を有する場合に、前記細胞成分プロフィールは、予後不良プロフィールとして分類され、前記予後良好テンプレートには、複数の結果良好の患者における前記細胞成分レベルを表す前記複数の細胞成分の測定値を含み、かつ前記予後不良テンプレートには、複数の結果不良の患者における前記細胞成分レベルの前記複数の細胞成分を表す測定値を含み、結果良好の患者は、初診後の第一期間内に転移の発生がない乳癌患者であり、かつ結果不良の患者は、初診後の第二期間内に転移の発生がある患者である、前記方法。
IPC (3件):
G01N 33/68
, G01N 33/53
, G06Q 10/00
FI (3件):
G01N33/68
, G01N33/53 M
, G06F19/00 100
Fターム (21件):
2G045AA26
, 2G045DA14
, 2G045DA36
, 2G045JA01
, 4B024AA01
, 4B024AA11
, 4B024CA04
, 4B024CA12
, 4B024HA14
, 4B063QA05
, 4B063QA18
, 4B063QQ43
, 4B063QQ53
, 4B063QQ79
, 4B063QR08
, 4B063QR32
, 4B063QR56
, 4B063QR62
, 4B063QS25
, 4B063QS34
, 4B063QX02
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