特許
J-GLOBAL ID:200903027328474817

複合長繊維不織布及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-081132
公開番号(公開出願番号):特開平9-273060
出願日: 1996年04月03日
公開日(公表日): 1997年10月21日
要約:
【要約】【課題】 高密度ポリエチレンを鞘成分、ポリプロピレンを芯成分とし、柔軟性と風合いに優れる芯-鞘型複合長繊維不織布及び紡糸性と解繊性が良好な前記不織布の製造方法の提供。【解決手段】 鞘成分をQ値(重量平均分子量/数平均分子量)が3.5を超え4.5以下で、JIS K 7210に記載された方法で測定した210°C、荷重2.16kgの条件でのメルトフローレートが10〜70g/10分で、且つ密度が0.94〜0.97g/cm3の高密度ポリエチレンとし、芯成分を前記メルトフローレートが10〜100g/10分の範囲にあるポリプロピレンとして、芯成分と鞘成分のメルトフローレートの差が0〜35の範囲内で組み合わせ、溶融紡糸温度220°C〜270°Cから選ばれた同じ温度にて溶融押出し紡糸を行い、紡出された連続フィラメント群をエジェクターにより高速で引き取って、繊度が1〜10デニールの繊維を移動する補集用の支持体上に捕集・堆積させてウェブを形成し、その後熱接着する。
請求項(抜粋):
芯成分と鞘成分からなる複合長繊維から形成された不織布において、鞘成分が、重量平均分子量を数平均分子量で除した値で定義されるQ値が3.5を超え4.5以下の範囲で、密度が0.940〜0.970g/cm3の範囲の高密度ポリエチレン及び芯成分が、JIS K 7210に記載された方法で測定した210°C、荷重2.16kgの条件におけるメルトフローレートが、10〜100g/10分の範囲のポリプロピレンからなり、且つ複合長繊維の繊度が1〜10デニールの範囲であることを特徴とする複合長繊維不織布。
IPC (5件):
D04H 3/00 ,  D01D 5/08 ,  D01D 5/34 ,  D01F 6/04 ,  D01F 8/06
FI (5件):
D04H 3/00 C ,  D01D 5/08 Z ,  D01D 5/34 ,  D01F 6/04 Z ,  D01F 8/06

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