特許
J-GLOBAL ID:200903027333970644

撮像管およびその動作方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 武 顕次郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-173132
公開番号(公開出願番号):特開平7-029507
出願日: 1993年07月13日
公開日(公表日): 1995年01月31日
要約:
【要約】【目的】 撮像管に高いターゲット電圧を印加して使用する高感度,高解像度,高S/N,低残像の高品位画像が得られる撮像管を提供する。【構成】 撮像管の光導電ターゲット部の電子ビームで走査されるべき領域102を、少なくともターゲット電極2と第1の光導電層3で構成し、かつ電子ビームで走査されるべき領域外を、少なくとも第2の光導電層4と入射光により発生する正孔を捕獲し得る正孔捕獲層6および第3の光導電層5を順次積層して構成する。【効果】 入射光により発生する正孔を捕獲し得る層を設けることにより、画像歪,シェーディング,電極反射像,さざ波現象,像反転現象等の不良現象の発生なしに、高感度,高解像度,高S/N,低残像の高品位画像が実現できる。
請求項(抜粋):
透光性のターゲット電極と、入射した光の像を電気信号に変換し電荷パターンとして蓄積するための光導電膜とから成るターゲット部とを面板上に有し、蓄積された電荷パターンを信号電流として読み取るための走査電子ビーム発生部とを少なくとも備えた撮像管において、前記面板上の有効走査領域と非走査領域とに亘って延伸されたターゲット電極と光導電膜とを少なくとも有する撮像管ターゲット部と、真空を介して前記光導電膜に対向する走査電子ビーム発射部とで構成してなり、前記光導電膜を、前記ターゲット部の前記有効走査領域に設けた第1の光導電層と、前記非走査領域に設けた第2の光導電層と、前記第2の光導電層上の少なくとも1部に堆積した第3の光導電層とで構成すると共に、前記第2の光導電層と前記第3の光導電層の間に、前記非走査領域の光導電膜で発生する正孔キャリアの大部分を捕獲し得る正孔捕獲層を設けたことを特徴とする撮像管。
IPC (2件):
H01J 29/45 ,  H01J 31/38

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