特許
J-GLOBAL ID:200903027343312130

撹拌ヘッドの薬液吐出口切換装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 一雄 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-286869
公開番号(公開出願番号):特開平11-124844
出願日: 1997年10月20日
公開日(公表日): 1999年05月11日
要約:
【要約】【課題】 先端地盤の性状に拘らず掘削ロッドの正逆回転に応じ所定の吐出口からの薬液の吐出を自動的に切換えるようにすることを課題とする。【解決手段】 撹拌ヘッド1のヘッド本体2は内部軸方向に薬液供給路8を有し、該ヘッド本体の上方側部に薬液供給路から分岐する上部吐出口17が、同下方部には下部吐出口19がそれぞれ設けられ、上部吐出口と下部吐出口との分岐部には薬液供給路を上部吐出口または下部吐出口に切換える切換機構9を備え、この切換機構は、前記ヘッド本体内の薬液供給路を横切るよう水平軸状を有するとともにその軸部に軸線に対し直交する方向に前記薬液供給路を上部吐出口または下部吐出口に連通させる流路21を有して回動自在に設けられた弁体20と、前記ヘッド本体の外側面に垂直姿勢に枢支され該本体の正・逆回転により略90°の角度範囲回動し得る回動板7と、この回動板の枢軸と前記弁体の端部とを垂直回転を水平回転に変換して伝達し得るよう回転的に連結する歯車伝達機構とで構成したことにある。
請求項(抜粋):
掘削ロッドの下端に連設され掘削地盤を撹拌する撹拌ヘッドにおいて、撹拌ヘッドのヘッド本体は内部軸方向に薬液供給路を有し、該ヘッド本体の上方側部に薬液供給路から分岐する上部吐出口が、同下方部には下部吐出口がそれぞれ設けられ、上部吐出口と下部吐出口との分岐部には薬液供給路を上部吐出口または下部吐出口に切換える切換機構を備え、この切換機構は、前記ヘッド本体内の薬液供給路を横切るよう水平軸状を有するとともにその軸部に軸線に対し直交する方向に前記薬液供給路を上部吐出口または下部吐出口に連通させる流路を有して回動自在に設けられた弁体と、前記ヘッド本体の外側面に垂直姿勢に枢支され該本体の正・逆回転により略90°の角度範囲回動し得る回動板と、この回動板の枢軸と前記弁体の端部とを垂直回転を水平回転に変換して伝達し得るよう回転的に連結する歯車伝達機構とで構成され、前記ヘッド本体の正転時には前記薬液供給路を下部吐出口に連通させ、ヘッド本体の引抜き時における逆転時には上部吐出口に連通させるべく切換えるようにしたことを特徴とする撹拌ヘッドの薬液吐出口切換装置。
引用特許:
審査官引用 (5件)
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