特許
J-GLOBAL ID:200903027349070970

薄膜磁気ヘッド及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 萼 経夫 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-228101
公開番号(公開出願番号):特開平7-065320
出願日: 1993年08月20日
公開日(公表日): 1995年03月10日
要約:
【要約】【目的】 記録媒体対向面における相対向する一対の磁極の配置誤差を極小にして良好な記録特性を得ることができ、かつスロートハイトを精度よく出し、バラツキの少ない特性をもつことができる薄膜磁気ヘッド及びその製造方法を提供する。【構成】 互いに磁気的に結合されかつ間に駆動用コイル14を挟持する、磁性薄膜からなる下部、上部主磁極30,31と、磁性薄膜からなる第1、第2のポールチップ35,36の間に磁気ギャップ12を形成させて構成した補助磁極ブロック34とを有し、下部、上部主磁極30,31の端部間に形成される空間部33に補助磁極ブロック34を、下部、上部主磁極30,31のそれぞれと第1、第2のポールチップ35,36のそれぞれとを磁気的に結合させて介装した。補助磁極ブロック34を一体にブロック化して構成しているので、磁気ギャップ12近傍部分を正確にトラック幅になるように加工することができる。第1、第2のポールチップ35,36にずれは生ずることがないので、良好な記録再生特性を確保できる。
請求項(抜粋):
一端が互いに磁気的に結合されかつ間に駆動用コイルを挟持する、磁性薄膜からなる第1、第2の主磁極と、磁性薄膜からなる第1、第2のポールチップの間に磁気ギャップを形成させて構成した補助磁極ブロックとを有し、第1、第2の主磁極の他端部間に形成される空間部に前記補助磁極ブロックを、第1、第2の主磁極のそれぞれと第1、第2のポールチップのそれぞれとを磁気的に結合させて介装したことを特徴とする薄膜磁気ヘッド。

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