特許
J-GLOBAL ID:200903027349863945

冷却装置の除霜制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 後藤 洋介 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-011680
公開番号(公開出願番号):特開平9-203570
出願日: 1996年01月26日
公開日(公表日): 1997年08月05日
要約:
【要約】【課題】 冷却装置の種々の使用状態に対して最適なタイミングで除霜インを可能とする冷却装置の除霜制御装置を提供すること。【解決手段】 コントローラ31は、冷却装置の運転状況を電源スイッチオン、あるいは除霜オフからの時間と設定温度と庫内温度との関係をチェックし判断する。そして、庫内温度と蒸発器出口パイプ温度を検出し、蒸発器の無着霜条件を決定し、記憶させる。以後、庫内温度と蒸発器出口パイプ温度の温度差の関係を検出して、温度差がある値以上変化した時に除霜インさせる制御をする。
請求項(抜粋):
冷媒ガスを圧縮するコンプレッサと、このコンプレッサにより圧縮された前記冷媒ガスが供給される凝縮器と、この凝縮器により凝縮された前記冷媒が供給される膨脹弁と、この膨脹弁を通過した前記冷媒が供給される蒸発器と、この蒸発器出口からの冷媒が前記コンプレッサに戻されるように形成された主回路と、前記コンプレッサからの冷媒をソレノイド弁を介して前記蒸発器の入口に直接供給するためのバイパス回路とから成る冷媒回路と、前記蒸発器出口パイプに設置された蒸発器出口温度センサと、前記蒸発器が配置される冷蔵庫内に設置された庫内温度センサと、前記蒸発器に設けられた蒸発器ファンと、前記凝縮器に設けられた凝縮器ファンと、前記各温度センサの出力信号が供給され、前記コンプレッサ、前記蒸発器ファン、前記凝縮器ファン、前記ソレノイド弁を制御するコントローラとを備えた冷却装置において、前記コントローラは、温度センサにより庫内温度と蒸発器出口パイプ温度を検出する第1のステップと、冷却装置の電源オンあるいは除霜動作終了から第1の所定時間経過後の無着霜状態において、検出された前記庫内温度とあらかじめ設定された庫内設定温度とから両者の温度差を算出し、算出された温度差が所定の値を越える第1の運転状態と所定の値以下となる第2の運転状態とを識別する第2のステップと、識別された前記第1、第2のそれぞれの運転状態に応じて、前記温度センサにより検出された庫内温度と蒸発器出口パイプ温度の初期温度差を記憶する第3のステップと、識別された前記第1、第2の運転状態に応じてその後の庫内温度と蒸発器出口パイプ温度の温度差を検出してこれと前記記憶された初期温度差とを比較し、比較の結果、現在の庫内温度と蒸発器出口パイプ温度の温度差が前記無着霜状態の初期温度差に比べ所定の設定温度差以上となつた時、除霜動作を開始する第4のステップとを実行し、前記所定の設定温度差は前記第1及び第2の運転状態において異なる値に設定されていることを特徴とする冷却装置の除霜制御装置。
IPC (3件):
F25B 47/02 530 ,  F25B 47/02 ,  F25B 47/02 570
FI (3件):
F25B 47/02 530 Q ,  F25B 47/02 530 B ,  F25B 47/02 570 R

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