特許
J-GLOBAL ID:200903027351698978

免震構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松本 雅利
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-332361
公開番号(公開出願番号):特開平10-169249
出願日: 1996年12月12日
公開日(公表日): 1998年06月23日
要約:
【要約】【課題】 免震装置の変形性能限界を越える地震力の吸収。【解決手段】 免震構造は、建築構造物の躯体10と基盤12との間に介装される免震装置14と、補助免震装置16と、粘性ダンパー30とを有している。躯体10の下端側には、装置14の外方に延設される円板状のプレート18が設けられている。ダンパー30は、免震装置16とプレート18を挟むようにして設置されていて、免震装置14の中心を通る直交軸上に位置するように配置されている。ダンパー30は、高粘性流体30aが封入されたケーシング30bと、ケーシング30bの長手方向に沿って移動自在に設置されたピストン30cとを有し、ピストン30cの突出端には、受プレート30dが固設され、受プレート30dには、一端側がプレート18の下面に固設された押圧部材30eが、所定の間隔Lを隔てて対向設置されている。この間隔Lは、免震装置14の変形性能限界の大きさとほぼ同じ長さに設定されている。
請求項(抜粋):
建築構造物の躯体側と基盤との間に介装される積層ゴム型の免震装置を備えた免震構造において、前記躯体側に前記免震装置の外方に延出するプレートを設けるとともに、前記基盤側から前記プレート上に対向するアーム部を立設し、前記プレートと前記アーム部との間に、前記免震装置の鉛直方向に作用する引っ張り力を規制し、かつ、前記免震装置の水平方向の変形を許容する補助免震装置を設けるとともに、前記プレートと前記基盤側との間に、前記免震装置の変形性能限界を越える範囲で作動する粘性ダンパーを設けたことを特徴とする免震構造。
IPC (2件):
E04H 9/02 331 ,  F16F 15/04
FI (2件):
E04H 9/02 331 B ,  F16F 15/04 A
引用特許:
審査官引用 (8件)
  • 特開平1-247666
  • 特開平2-210151
  • 特開平3-069742
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