特許
J-GLOBAL ID:200903027364246545

車両用能動型騒音制御装置及び車両用能動型振動制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森 哲也 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-030441
公開番号(公開出願番号):特開平7-239690
出願日: 1994年02月28日
公開日(公表日): 1995年09月12日
要約:
【要約】【目的】適応アルゴリズムを用いた騒音低減制御,振動低減制御における発散を検出できるようにする。【構成】周期的な騒音に同期したインパルス列でなる基準信号xを適応ディジタルフィルタWm でフィルタ処理して駆動信号ym を生成する駆動信号生成部13と、基準信号xをフィルタ処理部14でフィルタ処理した結果と騒音の低減状態を表す残留騒音信号el とに基づきLMSアルゴリズムに従って適応ディジタルフィルタWm のフィルタ係数を逐次更新するフィルタ係数更新部17と、を設ける。そして、基準信号xの一周期内における残留騒音信号el の極大値el.MAX及び極小値el.MIN を検索し、それら極大値el.MAX 及び極小値el.MIN の出現間隔Δtl 及び差ΔEl に基づいて制御の発散を判定することとする。
請求項(抜粋):
騒音源から発せられて車室内に伝達される周期的な騒音と干渉する制御音を発生可能な制御音源と、前記騒音源の騒音発生状態を検出し前記周期的な騒音と同じ周期のインパルス列でなる基準信号を生成する基準信号生成手段と、前記干渉後の騒音を検出して残留騒音信号として出力する残留騒音検出手段と、フィルタ係数可変の適応ディジタルフィルタと、前記基準信号を前記適応ディジタルフィルタでフィルタ処理して前記制御音源を駆動する駆動信号を生成する駆動信号生成手段と、前記基準信号及び前記残留騒音信号に基づき前記車室内の騒音が低減するように適応アルゴリズムに従って前記適応ディジタルフィルタのフィルタ係数を更新する適応処理手段と、前記残留騒音信号又は前記駆動信号から前記基準信号の周波数を基本周波数とした場合の高調波成分を抽出する高調波成分抽出手段と、前記高調波成分の大きさに基づいて制御が発散しているか否かを判定する発散判定手段と、を備えたことを特徴とする車両用能動型騒音制御装置。
IPC (6件):
G10K 11/178 ,  B60K 26/00 ,  F16F 15/02 ,  G05B 11/36 501 ,  G05B 13/02 ,  G05D 19/02

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