特許
J-GLOBAL ID:200903027364630531

き裂進展解析方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 光石 俊郎 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-232333
公開番号(公開出願番号):特開2003-302331
出願日: 2002年08月09日
公開日(公表日): 2003年10月24日
要約:
【要約】【課題】 容易にき裂進展解析を行うことができる方法及び装置を提供する。【解決手段】 (1)初期形状作成・初期計算ブロック、(2)進展予測ブロック、(3)メッシュ再作成・節点解放ブロックの全てを有する、或いは、一部((1)+(3)等)を有する構成とする。そして、特に(3)のブロックは、例えば進展予測ブロックで予測後のき裂の前縁上にメッシュの節点が位置するように前記予測後のき裂の前縁形状に応じてメッシュを再作成するステップと、この再作成後のメッシュに再作成前のメッシュの応力・ひずみ等の状態量を貼り付けるステップと、前記予測後のき裂前縁の手前に設けた節点を解放して、き裂の進展を模擬し、この進展後のき裂形状に対して破壊力学パラメータを求めるステップとを有する構成とすることにより、予測後のき裂前縁の手前の節点を解放して予測後のき裂前縁までき裂を進展させることができるようにする。
請求項(抜粋):
残留応力・残留ひずみがある部位に対し、破壊力学パラメータを用いてき裂の進展を予測する場合のき裂進展解析方法であって、残留応力解析用のメッシュ分割を使用して初期残留応力を算出するステップと、初期き裂の前縁上にメッシュの節点が位置するように前記初期き裂の前縁形状に応じてメッシュの再分割を行い、この再分割したメッシュ上に前記ステップで算出した初期残留応力を貼り付けるステップと、前記初期き裂の前縁の手前の節点を解放することにより、前記初期き裂を導入した場合の残留応力を算出し、この残留応力に基づいて破壊力学パラメータを求めるステップとを有する初期形状作成・初期計算ブロックと、この初期形状作成・初期計算ブロックで求めた破壊力学パラメータに基づいてき裂の進展方向と進展量を予測し、また、メッシュ再作成・節点解放ブロックで求めた破壊力学パラメータに基づいてき裂の進展方向と進展量を予測する進展予測ブロックと、この進展予測ブロックで予測後のき裂の前縁上にメッシュの節点が位置するように前記予測後のき裂の前縁形状に応じてメッシュを再作成するステップと、この再作成後のメッシュに再作成前のメッシュの応力・ひずみ等の状態量を貼り付けるステップと、前記予測後のき裂前縁の手前に設けた節点を解放して、き裂の進展を模擬し、この進展後のき裂形状に対して破壊力学パラメータを求めるステップとを有する連続のメッシュ再作成・節点解放ブロックとを有してなることを特徴とするき裂進展解析方法。
Fターム (5件):
2G050AA01 ,  2G050BA10 ,  2G050BA12 ,  2G050EB10 ,  2G050EC05

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