特許
J-GLOBAL ID:200903027366428586

倒立姿勢で使う計量弁

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 木村 正巳
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-019407
公開番号(公開出願番号):特開平5-254578
出願日: 1993年01月13日
公開日(公表日): 1993年10月05日
要約:
【要約】【目的】 非倒立位置にある時計量室内の流体が抜けることのない倒立姿勢で用いる計量弁を提供すること。【構成】 弁ロッド(2)が入口チャンネル(211,214)を有し、弁ロッドが休息位置にある時この入口チャンネルが加圧下の流体物質を収容している缶(11)と連通している。この入口チャンネルはサイホンを形成しており、これにより計量弁から流体が抜けることを防止している。
請求項(抜粋):
推進剤を加えた流体物質用の倒立姿勢で使う計量弁であって、中央開口(4a)を穿孔した弁ガスケット(4)と同様に中央開口(5a)を穿孔した室ガスケット(5)との間で軸線方向に延在する計量室(7)およびこの計量室の外部に設けられ計量弁が倒立姿勢にある時液体を内部に入れるようにする入口通路(1d)を有する中空の円筒形の弁本体(1)と、この弁本体(1)内で軸線方向に滑動できかつ前記弁ガスケット(4)の中央開口(4a)および前記室ガスケット(5)の中央開口中を密封関係で滑動できる休息位置と作動位置との間で移動可能の弁ロッド(2)と、この弁ロッド(2)をその休息位置に向けて付勢する弾性手段(13)とを包含し、前記弁ロッド(2)が前記弁本体の外部に突出する出口端部(201)を有すると共にこの出口端部から側部出口開口(206)まで軸線方向に延びる出口チャンネル(205)を包含し、前記側部出口開口(206)が、前記弁ロッド(2)が休息位置にある時は前記弁ガスケット(4)によって前記計量室(7)から隔離され、前記弁ロッド(2)が作動位置にある時は前記計量室(7)内にあるようにし、かつ前記弁ロッド(2)がさらに、前記弁本体の入口通路(1d)に連通する第1の開口(212)と前記弁ロッドがその休息位置にある時前記計量室(7)内で側方に開口している第2の開口(213)との間で延在する入口チャンネル(211,214)をも包含し、前記弁ロッドがその作動位置にある時前記第2の開口(213)が前記室ガスケット(5)によって前記計量室(7)から隔離されるようにした計量弁において、前記弁ロッド(2)の入口チャンネル(211,214)がサイホンを形成しており、このサイホンが、前記弁ロッドの出口端部(201)に近い第1の端部と前記弁ロッドの出口端部(201)から遠い第2の端部との間にそれぞれ延在する第1の入口チャンネル長さ部分(211)と第2の入口チャンネル長さ部分(214)とを包含し、前記第1の入口チャンネル長さ部分(211)はその第2の端部を介し前記入口チャンネルの第1の開口(212)と連通し、前記第2の入口チャンネル長さ部分(214)はその第2の端部を介し前記入口チャンネルの第2の開口(213)と連通し、これら第1および第2の入口チャンネル長さ部分はそれらの第1の端部を介して互いに連通していることを特徴とする計量弁。
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 特開昭63-125179
  • 特開昭50-041114
審査官引用 (2件)
  • 特開昭63-125179
  • 特開昭50-041114

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