特許
J-GLOBAL ID:200903027370675237

蒸気発生プラントの水位制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 笹岡 茂 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-172116
公開番号(公開出願番号):特開2001-004790
出願日: 1999年06月18日
公開日(公表日): 2001年01月12日
要約:
【要約】【課題】 インターナルポンプがトリップした場合の大幅な水位上昇による主タービントリップ及び原子炉スクラムを回避し、水位上昇を小さく抑え、安定な運転を継続することにある。【解決手段】 原子炉の再循環ポンプとしてインターナルポンプを有し、原子炉水位信号S1、主蒸気流量信号S2及び給水制御信号S3と原子炉水位設定値S4から給水流量制御信号S5を演算し、原子炉への給水流量を調整する給水制御装置を備えた蒸気発生プラントにおいて、一次遅れ回路を備える補正信号作成手段26を有し、インターナルポンプがトリップS11したとき、炉心流量信号21と一次遅れ回路の出力信号の偏差に基づいて給水流量を減少させる補正信号S6を作成すると共に、給水流量制御信号S5に加え、信号S7として給水流量の制御器24、25に与え、給水流量を原子炉の水位上昇に先行して減少させる。
請求項(抜粋):
原子炉の再循環ポンプとしてインターナルポンプを有し、原子炉水位信号、主蒸気流量信号及び給水制御信号と原子炉水位設定値から給水流量制御信号を演算し、原子炉への給水流量を調整する給水制御装置と、原子炉圧力信号と圧力設定値の偏差に基づいて原子炉から発生する蒸気をタービンへ導く主蒸気加減弁の開度を制御するための全蒸気流量要求信号を演算する圧力制御装置を備えた蒸気発生プラントにおいて、前記インターナルポンプがトリップした場合、炉心流量信号に基づいて前記給水流量を減少させる補正信号と、前記圧力設定点を増加させる補正信号を作成し、前記各々給水制御装置及び圧力制御装置に加え、前記給水流量を水位の上昇に先行して減少させ、かつ、炉内のボイド増加を抑制することを特徴とする蒸気発生プラントの水位制御装置。
IPC (2件):
G21D 3/04 GDC ,  G21D 3/08
FI (2件):
G21D 3/04 GDC N ,  G21D 3/08 R
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開昭55-154499
  • 特開昭62-112902
  • 特開昭55-154499
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