特許
J-GLOBAL ID:200903027370876631
半導体レーザ装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
清水 敬一 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-129910
公開番号(公開出願番号):特開平8-125273
出願日: 1995年05月29日
公開日(公表日): 1996年05月17日
要約:
【要約】【目的】 半導体レーザ装置の放熱特性及び耐酸化性を向上させる。【構成】 本発明による半導体レーザ装置は、GaAs基板(21)上にAlGaInPより成る第1のクラッド層(23)と、GaInPより成る活性層(24)と、AlGaInPより成る第2のクラッド層(25)とを順次積層し、第2のクラッド層(25)に部分的に突出して尾根状クラッド層(27)を形成し、第2のクラッド層(25)上にのみ電流ブロック層(26)を形成する。電流ブロック層(26)は、厚さが0.003〜0.01μmのAl0.5In0.5Pより成る薄層と厚さが0.003〜0.01μmのAlAsより成る薄層とが交互に積層され且つ前記第2のクラッド層(25)に隣接する第1の電流ブロック層(26a)と、GaAsから成り且つ前記第1の電流ブロック層(26a)を介して前記第2のクラッド層(25)に隣接する第2の電流ブロック層(26b)とで構成され、放熱特性及び耐酸化性を向上できる。
請求項(抜粋):
GaAs基板(21)上にAlGaInPより成る第1のクラッド層(23)と、GaInPより成る活性層(24)と、AlGaInPより成る第2のクラッド層(25)とを順次積層し、該第2のクラッド層(25)を部分的に突出させて尾根状クラッド層(27)を形成し、前記第2のクラッド層(25)上にのみ電流ブロック層(26)を形成した半導体レーザ装置において、前記電流ブロック層(26)は前記第2のクラッド層(25)に隣接する第1の電流ブロック層(26a)と、GaAsから成り且つ前記第1の電流ブロック層(26a)を介して前記第2のクラッド層(25)に隣接する第2の電流ブロック層(26b)とを有し、前記第1の電流ブロック層(26a)は厚さ0.003〜0.01μmのAl0.5In0.5Pより成る薄層と厚さ0.003〜0.01μmのAlAsより成る薄層とが交互に積層されて成り、前記第1の電流ブロック層(26a)の屈折率は前記活性層(24)、前記第2のクラッド層(26b)及び前記尾根状クラッド層(27)のいずれの屈折率よりも小さく、前記第1の電流ブロック層(26a)の禁制帯幅は前記活性層(24)の禁制帯幅よりも広いことを特徴とする半導体レーザ装置。
前のページに戻る