特許
J-GLOBAL ID:200903027380128110

積層電子部品

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小柴 雅昭 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-128173
公開番号(公開出願番号):特開平9-312237
出願日: 1996年05月23日
公開日(公表日): 1997年12月02日
要約:
【要約】【課題】 積層セラミックコンデンサの内部電極が部品本体の外表面から適正なギャップを隔てて形成されているか否かを、能率的に、容易に、かつ確実に判定できるようにする。【解決手段】 内部電極30,31の引出し部の近傍に、部品本体21の側面24,25の各々に向かって突出するずれ検出パターン42〜45を形成する。ずれ検出パターン42〜45は、長さ方向ギャップ32,33の必要最小寸法46だけ端面22,23の各々から距離を隔てた位置にあり、かつ幅方向ギャップ34,35の必要最小寸法47分だけ側面24,25の各々に向かってそれぞれ突出している。ギャップ32〜35が必要最小寸法46,47を下回ったときには、ずれ検出パターン42〜45のいずれかが部品本体21の外表面に露出することになり、これによりギャップ32〜35の不適正を判定できるようにする。
請求項(抜粋):
互いに対向する第1および第2の端面、互いに対向する第1および第2の側面、ならびに互いに対向する上面および下面を有する直方体状の部品本体と、前記第1および第2の端面をそれぞれ覆うように形成される第1および第2の外部電極とを備え、前記部品本体の内部には、前記上面および下面と平行に延びるように、複数の第1の内部電極および複数の第2の内部電極が互いに対向するように交互に配置され、前記第1の内部電極は、前記第1の端面にまで引き出されて前記第1の外部電極に電気的に接続されるとともに、前記第2の端面に対しては所定の長さ方向ギャップを形成しかつ前記第1および第2の側面の各々に対しては所定の幅方向ギャップを形成し、前記第2の内部電極は、前記第2の端面にまで引き出されて前記第2の外部電極に電気的に接続されるとともに、前記第1の端面に対しては所定の長さ方向ギャップを形成しかつ前記第1および第2の側面の各々に対しては所定の幅方向ギャップを形成している、積層電子部品において、前記第1および第2の内部電極には、それぞれ、前記第1および第2の端面への引出し部の近傍において前記第1および第2の側面の各々に向かってそれぞれ突出するずれ検出パターンが形成され、前記ずれ検出パターンは、前記長さ方向ギャップの必要最小寸法だけ前記第1および第2の端面の各々から距離を隔てた位置にあり、かつ前記幅方向ギャップの必要最小寸法分だけ前記第1および第2の側面の各々に向かってそれぞれ突出していることを特徴とする、積層電子部品。
IPC (2件):
H01G 4/30 301 ,  H01G 4/30 311
FI (2件):
H01G 4/30 301 C ,  H01G 4/30 311 Z

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