特許
J-GLOBAL ID:200903027387016458

バランサシャフトのハウジング構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 笹島 富二雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-258106
公開番号(公開出願番号):特開2000-088059
出願日: 1998年09月11日
公開日(公表日): 2000年03月28日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 エアが混入したオイルのエンジンへの吸入防止等を図る。【解決手段】 アンバランスウエイト10A,10Bの回転により側方に方向付けられたハウジング内オイルを排出するオイル排出孔15A,15Bを形成する一方、カバー部14A,14Bそれぞれのオイル排出孔15A,15B上部位置から略水平方向にオイルパン4内側面近傍位置まで延びる一対のアッパプレート部16A,16Bと、カバー部14A,14Bそれぞれのオイル排出孔15A,15B下部位置から所定長さ下側の部位からそれぞれ略水平方向にオイルパン4内側面近傍に該内側面との間に間隙をもって相対向する位置まで延びる一対のロアプレート部17A,17Bと、を設け、アッパプレート部16A,16Bとオイルパン4内側面とロアプレート部17A,17Bとによって、オイル排出孔15A,15Bとそれぞれ連通する半密閉空間部18A,18Bを形成するようにした。
請求項(抜粋):
バランサシャフトが内部に回転自由に支持されて収納され、シリンダブロック下面に取り付けられてオイルパン内に配置されるバランサシャフトのハウジング構造であって、バランサシャフトに設けられたアンバランスウエイトを覆うアンバランスウエイト用カバー部を設け、前記カバー部を、アンバランスウエイトの回転軌跡に沿った略円筒形状に形成し、その一側部の周壁上部には、アンバランスウエイトの回転により側方に方向付けられたハウジング内潤滑油を排出する潤滑油排出孔を形成する一方、前記アンバランスウエイト用カバー部の潤滑油排出孔の上部位置から略水平方向にオイルパン内側面近傍位置まで延びて、潤滑油排出孔から排出される潤滑油の上方への拡散を防止する上部プレート部と、前記アンバランスウエイト用カバー部の潤滑油排出孔の下部位置から略水平方向にオイルパン内側面との間に間隙をもって相対向する位置まで延びて、潤滑油排出孔から排出される潤滑油をオイルパン内側面近傍位置まで案内する下部プレート部と、を設け、前記上部プレート部とオイルパン内側面と下部プレート部とによって、潤滑油排出孔と連通する半密閉空間部を形成した構成を特徴とするバランサシャフトのハウジング構造。
IPC (3件):
F16F 15/26 ,  F01M 9/10 ,  F02B 77/00
FI (3件):
F16F 15/26 L ,  F01M 9/10 M ,  F02B 77/00 L

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