特許
J-GLOBAL ID:200903027392714619

警報音等の特定音識別方法及び特定音識別装置並びに移動車輌に於ける特定音識別システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 西山 善章 ,  水野 浩司 ,  中村 俊郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-349950
公開番号(公開出願番号):特開2006-268824
出願日: 2005年12月02日
公開日(公表日): 2006年10月05日
要約:
【課題】街中のような生活雑音の多い場所であっても警報音等を的確に抽出し判別可能な精度の高い特定音の識別方法及び、聴覚や視覚等に障害を持つ人や老人等に緊急車両等の接近または何らかの危険が迫っていることを確実に知らせる特定音識別装置を提供する。【解決手段】目的とする特定音は通常の環境音(背景の生活雑音)より大きい音であり、同時に背景となる環境音は雑多で無数に近い周波数を発することに着目し、所定の必要とする周波数帯域に絞って、その音波に含まれる周波数成分および各周波数成分の振幅値を抽出する。そしてこの振幅値を基準値と比較して所定レベル以上の各周波数成分と予め記憶保持している特定音の周波数とを比較する。このように背景となる環境音を周波数帯域および周波数成分の振幅値レベルでフィルタリングすることによって目的とする特定音に絞って音源データを抽出する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
警報音などの特定音の固有周波数に基づいて設定した特定周波数を記憶する特定周波数記憶手段と、 音源からの音波を電気信号に変換する音源入力手段と、 上記音源入力手段からの音波信号を構成する複数の周波数成分および各周波数成分の振幅値を抽出する音源データ抽出手段と、 上記音源データ抽出手段からの音源データに上記特定周波数が含まれているか否かを判別する判別手段とを備えた特定音識別装置であって、 上記判別手段は、上記音源データについて各周波数成分の振幅値が予め設定した基準値以上であるか否かを判別する第1の判別と、各周波数成分の周波数が上記特定周波数と実質的に一致するか否かを判別する第2の判別とから構成され、 上記第2の判別における上記音源データの周波数と上記特定周波数との比較は、上記音源データに上記特定音の固有周波数とこの固有周波数に対して整数倍の関係にある倍音周波数が含まれているか否かを判別することを特徴とする特定音識別装置。
IPC (2件):
G08G 1/096 ,  B60R 21/00
FI (4件):
G08G1/0965 ,  B60R21/00 628G ,  B60R21/00 626D ,  B60R21/00 626A
Fターム (7件):
5H180AA01 ,  5H180AA12 ,  5H180CC11 ,  5H180FF27 ,  5H180LL04 ,  5H180LL07 ,  5H180LL08
引用特許:
出願人引用 (4件)
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審査官引用 (3件)
  • 特開平1-093797
  • 特開昭58-221500
  • 車載用音検知装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2000-364379   出願人:リオン株式会社

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