特許
J-GLOBAL ID:200903027395320913

生分解反応を制御する新規な方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 敬 (外3名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-533678
公開番号(公開出願番号):特表平11-504854
出願日: 1996年05月02日
公開日(公表日): 1999年05月11日
要約:
【要約】生分解反応を制御する新規な方法を開示する。その生分解反応は微生物の混合培養物によって行われる。微生物の代謝活性に関する工程パラメーターの測定と調節(好ましくはオンライン)は、酸素濃度を1ppm 未満に維持しながら同じ環境内で硝化反応と脱窒反応を同時に行う方式で行われる。この方法は、高いバイオマス濃度(20kg/m3まで)を利用することができ、そして例えば活性汚泥工程のエネルギー消費量と工程容積を減少させるので、排水精製の費用が節約される。一般に、この工程は、工程中の微生物の最適条件を保証する。また、生分解反応を制御する上記方法を利用する排水処理方法と排水処理装置を開示する。最後に、上記制御を行える設定点の値を決定する方法も開示する。
請求項(抜粋):
窒素含有成分を含有する生分解性物質の生分解反応を制御する方法であって、水性媒体がその生分解性物質を含有しかつ微生物が前記生分解反応を行い; -水性媒体中の生分解性物質を生分解する微生物の代謝活性を表す少なくとも1種の代謝活性パラメーター(測定パラメーター)の値(評価値)を評価し; -上記評価値を、水性媒体が含有している生分解性物質の有効な硝化反応と脱窒反応を微生物が同時に行うことを示す、少なくとも1種の測定パラメーターの予め決められた範囲の値または予め決められた単一の値と比較し;次いで -評価値が前記範囲の値から外れ、または前記単一の値と異なっている場合、微生物の代謝活性に影響を与える少なくとも1種のパラメーター(制御パラメーター)を、1)次の評価値を前記値の範囲へまたは前記単一の値へ移動させおよび2)水性媒体中の酸素濃度を1mg/l未満に保持して有効な硝化反応と脱窒反応を同時に行うことを保証する方向に調節する; ことを含む方法。
IPC (2件):
C02F 3/34 101 ,  C12M 1/00
FI (2件):
C02F 3/34 101 C ,  C12M 1/00 Z

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