特許
J-GLOBAL ID:200903027402805022

回転電機用ブラシ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-162604
公開番号(公開出願番号):特開平9-019110
出願日: 1995年06月28日
公開日(公表日): 1997年01月17日
要約:
【要約】【目的】本発明の目的は、整流子とブラシとの間で発生する異常スパークを原因としてブラシの温度が上がり過ぎないようにして、回転電機を高い信頼性をもって保護できる安価な回転電機用ブラシ装置を得ることにある。【構成】ホルダ絶縁42に固定された筒状ブラシホルダ43内に、ばね46により付勢されて電機子25の整流子29に弾性的に押し付けられるブラシ44を設けた回転電機用ブラシ装置41を前提とする。ホルダ43の壁部43c外面に対向して、この壁部に近付く方向に自由変形する鋼板製ばね板47をホルダ絶縁42に取付ける。ばね板47に壁部43cに向けて突出するブラシ係合片47bを一体に設ける。係合片47b及びブラシ44と対向すると共に係合片47bが通過可能な係合片通孔43gを壁部43cに設ける。所定温度以下では固体であってばね板47を壁部43cから遠ざかる方向に撓ませて保持すると共に所定温度以上で溶断する感熱溶断スペーサ48を、壁部43cとばね板47との間に設けたことを特徴としている。
請求項(抜粋):
ホルダ絶縁に固定された筒状ブラシホルダ内に、ばねにより付勢されて電機子の整流子に弾性的に押し付けられるブラシを設けた回転電機用ブラシ装置において、前記ブラシホルダの一側壁外面に対向して、この一側壁に近付く方向に自由変形する鋼板製ばね板を前記ホルダ絶縁に取付け、このばね板に前記一側壁に向けて突出するブラシ係合片を一体に設け、このブラシ係合片および前記ブラシと対向するとともに前記ブラシ係合片が通過可能な係合片通孔を前記一側壁に設け、所定温度以下では固体であって前記ばね板を前記一側壁から遠ざかる方向に撓ませて保持するとともに所定温度以上で溶断する感熱溶断スペーサを、前記一側壁と前記ばね板との間に設けたことを特徴とする回転電機用ブラシ装置。
IPC (2件):
H02K 13/00 ,  H01R 39/38
FI (3件):
H02K 13/00 T ,  H02K 13/00 X ,  H01R 39/38
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 特開昭62-071453
  • 特許第3012783号
審査官引用 (2件)
  • 特開昭62-071453
  • 特許第3012783号

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