特許
J-GLOBAL ID:200903027406105912

心臓ペースメーカーおよび心臓ペースメーカーを作動する方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 浅村 皓 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-272587
公開番号(公開出願番号):特開平6-190065
出願日: 1993年10月29日
公開日(公表日): 1994年07月12日
要約:
【要約】【目的】 特別なセンサを必要とすることなく心臓の刺激を利用して心機能を最適化すること。【構成】 心臓機能を測定するための特別なセンサを必要とすることなく、心機能を最適にする値にA-Vインターバルを自動的に定めるようプログラムされたマイクロプロセッサをベースとするコントローラを内蔵するデュアルチャンバタイプの心臓ペースメーカーが開示されている。このマイクロプロセッサは心拍数および心拍数の変動を連続的にモニタし、患者が安定したときに限りパラメータ調節ループに入り、このループではいくつかの別々のステップでペースメーカーのA-Vインターバルをインクリメントし、ステップごとに対応する平均定常状態の心拍数を特定し、これを記憶するようプログラムされている。A-VインターバルインクリメントによりA-Vインターバルが所定の上限に達すると、心臓の働きを最大にするようペースメーカーのA-Vインターバルが最低平均心拍数に対応する値にセットされる。
請求項(抜粋):
(a)心房および心室の復極信号を検出するための手段と、(b)制御用入力端および出力端を有する周波数可変パルス発生器と、(c)前記出力端を少なくとも一つの心室に結合するための手段と、(d)前記周波数可変パルス発生器の前記制御入力端および心房および心室復極信号を検出するための前記手段に結合され、内部にステート情報を格納するためのメモリを有するマイクロプロセッサを含む制御手段とを備え、該マイクロプロセッサは、心拍数および前記心拍数の変化を周期的に計算し、心房の復極信号の検出から前記心拍数が安定していると判断された時および前記心拍数の変化は所定スレッショルド以下と判断された時に限り前記周波数可変パルス発生器からの次に発生するまでの間のA-V遅延インターバルの長さを下限から上限に向かってインクリメントしながら調節し、A-Vインターバルをインクリメントしながら調節するごとにそのA-Vインターバルおよび対応する定常状態の平均心拍数の値を記憶するようプログラムされており、制御手段は更に前記A-Vインターバルが前記上限に達したことに応答して平均心拍数の記憶された最小値に対応する記憶されたA-Vインターバルの値を含むステート情報を前記メモリから読み出す手段を含み、前記制御手段は前記周波数可変パルス発生器の作動を制御する際に、そのA-Vインターバル値を使用する心臓ペースメーカー。

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