特許
J-GLOBAL ID:200903027408435618

フイルム貼着缶の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 渡辺 丈夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-189855
公開番号(公開出願番号):特開平9-011329
出願日: 1995年07月03日
公開日(公表日): 1997年01月14日
要約:
【要約】【目的】 シワや亀裂あるいはフイルムの浮き上がりなどのない外観の優れたフイルム貼着缶を容易に製造する。【構成】 オーバーコート層のある印刷済み装飾用フイルム6を、予め缶体2の周長より長く切断し、その切断された装飾用フイルム6を、その両端部同士が互いに重なるように、缶胴面に接着層を介して加熱圧着し、この仮接着工程5での缶体温度を放冷させない状態で装飾用フイルム6を缶胴面に仮接着の際の加圧力より大きい加圧力で押圧して、装飾用フイルム6の端部の重ね合わせによる段差空隙部に接着剤をはみ出させて該空隙部内で接着層同士を融合させ、装飾用フイルム6の互いに重なり合った端部うちの上層側のフイルム端部を剥離して除去し、その後にネックインなどの成形加工を行う。
請求項(抜粋):
金属板から底付き缶体を成形し、加熱した該缶体の外側缶胴面に、一方の面に印刷層および接着層が形成され、他方の面にオーバーコート層が形成された装飾用熱可塑性樹脂フイルムを、その接着層を介して熱接着し、その後に、ネックイン加工およびフランジ加工を行う底付きのフイルム貼着缶の製造方法において、前記装飾用フイルムを、予め前記缶体の周長より長く切断するフイルム切断工程と、その切断された装飾用フイルムを、その両端部同士が互いに重なるように、缶胴面に接着層を介して加熱圧着する仮接着工程と、前記仮接着工程での缶体温度を放冷させない状態で前記装飾用フイルムを缶胴面に仮接着の際の加圧力より大きい加圧力で押圧して、装飾用フイルムの端部の重ね合わせによる段差空隙部に接着剤をはみ出させて該空隙部内で接着層同士を融合させる本接着工程と、前記装飾用フイルムの互いに重なり合った端部うちの上層側のフイルム端部を剥離して除去する剥離工程とを含むことを特徴とするフイルム貼着缶の製造方法。
IPC (5件):
B29C 63/06 ,  B21D 51/26 ,  B65D 1/12 ,  B65D 25/20 ,  B65D 25/36
FI (5件):
B29C 63/06 ,  B21D 51/26 Z ,  B65D 1/12 Z ,  B65D 25/20 N ,  B65D 25/36

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