特許
J-GLOBAL ID:200903027410297095
炭素繊維束
発明者:
,
出願人/特許権者:
,
代理人 (1件):
光来出 良彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-143947
公開番号(公開出願番号):特開平8-310806
出願日: 1995年05月18日
公開日(公表日): 1996年11月26日
要約:
【要約】【目的】 ア-ク放電法によりフラ-レンを連続的に効率良く合成するための原料の観点から、炭素繊維の物理的特徴及び形態的特徴を検討し、効率のよいア-ク放電法によるフラーレン製造原料を提供する。【構成】 本発明のア-ク放電法によるフラーレン製造用連続炭素繊維束は、体積抵抗率5×10-2Ω・cm以下で且つ直径が1〜100μmの炭素繊維の単繊維を集束して製造された、直径3mm以上の連続炭素繊維束であって、前記連続炭素繊維束の中心より半径方向に向かって引張り弾性率が高くなっており且つ体積抵抗率がほぼ同等乃至低くなっている。この連続炭素繊維束を一方の電極として用い、アーク放電を行った場合、不活性ガスの100mmHg以上の圧力領域においても発生するア-クは安定しており、このアークによる3000°C以上の高温での連続炭素繊維束の分解・再配列に伴って合成されるフラ-レンの収率が高まる。本発明の連続炭素繊維束は、例えば、芯3、その外側に内層1、その外側に外層2からなる3層とし、各々の体積抵抗率と引張り弾性率を変化させて作製してもよい。
請求項(抜粋):
体積抵抗率5×10-2Ω・cm以下で且つ直径が1〜100μmの炭素繊維の単繊維を集束して製造された、直径3mm以上の連続炭素繊維束であって、前記連続炭素繊維束の中心より半径方向に向かって引張り弾性率が高くなっており且つ体積抵抗率がほぼ同等乃至低くなっていることを特徴とする、ア-ク放電法によるフラーレン製造用連続炭素繊維束。
IPC (4件):
C01B 31/02 101
, C01B 31/02
, B32B 5/14
, D01F 9/12
FI (4件):
C01B 31/02 101 Z
, C01B 31/02 101 A
, B32B 5/14
, D01F 9/12
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