特許
J-GLOBAL ID:200903027410898633

自動車のサンスクリ-ン装置B

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-067234
公開番号(公開出願番号):特開2000-211360
出願日: 1999年01月23日
公開日(公表日): 2000年08月02日
要約:
【要約】【目的】 本発明が、従来のサンバイザーが持つ簡単で堅牢で使い勝手がよいという点において確実に凌駕していることを前提にして、なおかつこれまでどうすることもできなかったフロントガラス上部コーナーとインナーミラー周辺の隙間を完全に塞いで防眩効果を完全なものにしながら、サイドにおける遮光機能を飛躍的に向上させようとするもので、更に車室内を広く明るく快適なものにすることにも照準を合わせている。【構成】 フロントガラス上部を左右に等分した寸法・形状のスクリーンとそのベースとなるフレームからなり、フレームは複数の誘導レールを持ち、スクリーンは出し入れ自在装置付きで上縁に誘導レールに填める複数の凸起をつけ、下縁の中央部に把っ手をつけて、天井前端の出入口から、フロントガラスサイドの辺に沿ってガラス面に接近するように引き出されてフロントガラス上部を隅無く覆い、更に、出入り口からサイドに向きを変えて伸びるスクリーンレールによって移動しサイドガラス上部も覆う。
請求項(抜粋):
自動車のサンスクリーン装置Bは、ベースとなるフレームとそのフレームに装備されるスクリーンよりなり、天井裏前部に載せるように取り付けられ、出し入れ自在のスクリーンが天井前端のスクリーン出入り口(以下、出入り口という)からフロントガラスサイドの辺に沿ってガラス面に接近するように引き出されフロントガラスを隅無く覆い、また、出入り口からカーブしてサイドに向きを変えて伸びるスクリーンレールによって移動しサイドガラス上部を覆う。フレーム1.フロントガラス上部とほぼ同じ形状の、左右のスクリーンが中央部で重なり合う分だけ幅を縮めた梯形で、その梯形の左右外側の補助のフレームとそれに平行して内側に並ぶ複数の誘導レールを縦の骨にし、また、出入り口とその対辺に設ける補助のフレームを横の骨にして形成する。2.出入り口の下縁と上縁がそのまま延長してカーブし、サイドへ方向を変えて伸びるスクリーンレールを持つ。3.誘導レールの押えと側壁を出入り口の少し手前で切り取っておく。スクリーン1.フロントガラス上部を左右に等分した寸法・形状のものを原形とする。2.素材は目的に合わせてプラスチックシート、または、芯またはフレームを用いたメッシュクロスまたは布を使い分けるか、または、それらを組み合わせて用いる。3.上縁に誘導レールに填める複数の凸起を付ける。4.下縁の中央部に把っ手をつける。5.フレームに装備されると、凸起は誘導レールに填まり、先端は出入り口に挟まれ、把っ手はその外に出る。6.始動により凸起は誘導レールを下方へ移動し、出入り口に挟まれたまま出てゆきフロントガラス上部を覆う。7.凸起が誘導レールの押えと側壁を切り取ったところに出て来ると押えを失って出入り口下縁の先端部を軸に前のめりに回転してスクリーンは窓際から離れて下に垂れる。本発明は上記のような構成を有するもので、フロントガラス上部左右のコーナーや中央インナーミラー周辺の隙間を塞いで完全遮光を実現しながら車室内を明るくて閉塞感のない快適な状態にし、更に、サイドにおいても簡便な操作で斬新な遮光機能を発揮することを特長とする自動車のサンスクリーン装置Bに関するもの。

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