特許
J-GLOBAL ID:200903027412193599

液晶組成物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴木 俊一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-227993
公開番号(公開出願番号):特開平11-124579
出願日: 1998年08月12日
公開日(公表日): 1999年05月11日
要約:
【要約】【解決手段】本発明の液晶組成物は、式[A]に包含される少なくとも2種類の異なる構造の化合物を50重量%以上の量で含有する組成物を充填配向した特定の測定セルを、直交ニコル配置の偏光子-検光子間に、偏光子吸収軸と電圧無印加時の液晶組成物の光学軸とが一致するように配置して測定した印加電圧-光透過率特性を示すヒステリシス曲線において印加電圧V32のときの透過光量I32が、0.05≦I32≦0.50の範囲内にある。R1はアルキル基等、mは0または1、Zは-COO-基、-CH2O-基、Xは水素原子、メチル基またはトリフルオロメチル基、R2は、直鎖アルキル基、特定のエーテル基またはアルケン基である。【効果】 本発明の液晶組成物は高速応答性に優れる。【化1】
請求項(抜粋):
下記式[A]に包含され、かつ構造の異なる少なくとも2種類の化合物を含む液晶組成物であり、該液晶組成物を構成する液晶化合物中に、該少なくとも2種類の化合物を50重量%以上の量で含有する液晶組成物であり、かつ表面に透明電極が形成されるとともに、少なくとも一方の表面に配向膜が形成された2枚の透明基板を、透明電極が対面するように2μmの間隙を形成して配置して形成されたセルに、該液晶組成物を上記間隙に充填して配向し、該セルを直交ニコル配置の偏光子-検光子間に、偏光子の吸収軸と電圧無印加時の該液晶組成物の光学軸とが一致するように配置して、印加電圧に対する光透過率を測定し、印加電圧-光透過率特性を示すヒステリシス曲線を得て、該液晶組成物について測定した印加電圧-光透過率特性を示すヒステリシス曲線における電圧無印加時の透過光量を0とし、透過光量の最大値を1とし、該透過光量が0.8となる印加電圧をV80としたときに、次式[I]で表される印加電圧V32を、V32=0.40×V80 ・・・[I]該液晶組成物が充填されたセルに印加したときの透過光量I32が、次式[II]で示される範囲内0.05≦I32≦0.50 ・・・[II]にあることを特徴とする液晶組成物;【化1】[ただし、式[A]中、R1は、炭素数2〜20のアルキル基(ただし、該アルキル基中の水素原子の少なくとも一部はハロゲン原子で置換されていてもよく、また、該アルキル基中のメチレン基および/またはハロメチレン基の一部は-O-基で置き換えられていてもよく、ただし、該アルキル基中のメチレン基および/またはハロメチレン基の一部が-O-基で置き換えられている場合、これら複数の-O-基が隣接することはない。)であり、mは、0または1であり、Zは、-COO-基、または、-CH2O-基であり、Xは、水素原子、メチル基、または、トリフルオロメチル基であり、R2は、炭素数1〜5の直鎖アルキル基、-(CH2)p-O-(CH2)qCH3(pは1〜6の整数、qは0または1〜3の整数)で表されるエーテル基、および、炭素数2〜5の直鎖アルキル基を構成する末端のエチル基が「C=C」二重結合を有する基で置き換えられたアルケン基よりなる群から選ばれる基である]。
IPC (4件):
C09K 19/42 ,  C09K 19/02 ,  C09K 19/32 ,  G02F 1/133 500
FI (4件):
C09K 19/42 ,  C09K 19/02 ,  C09K 19/32 ,  G02F 1/133 500

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