特許
J-GLOBAL ID:200903027412939167

血管閉塞デバイス

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴木 崇生 (外4名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-542566
公開番号(公開出願番号):特表2001-520566
出願日: 1999年02月08日
公開日(公表日): 2001年10月30日
要約:
【要約】血管に直接作用する閉塞デバイス(30)は、細長い管状部(34)を有し、膨張可能なバルーン(36)を提供するために管状部材の遠位部分に連結されたバルーン部材(32)を有する。デバイス(30)は、停止させた心臓の心臓処置を行っている間に、患者の大動脈(54)を閉塞させるために理想的に適する。血管の内壁と接触するバルーン部材の外縁部接触領域の幅(W)または長さ(L)は、バルーン部材の直径(D)よりも実質的に狭い。従って、血管内壁に沿って接触する領域、およびそのような接触によって生じる損傷は減少する。バルーン部材(32)は、好ましくは、膨張過程の途中におけるバルーンの長さ方向および半径方向の拡がりを減少させる低コンプライアンス材料から作成される。1つの実施形態において、バルーン部材(32)は、多数対の内側リブ(94)を含む。このリブは、拡がりをさらに減少させるために、バルーン部材(32)の向き合う内壁を相互に連結している。長さ方向のリブの特徴はまた、血管形成術のために使用される経皮カテーテルを含む他のタイプの閉塞デバイスで使用することができる。
請求項(抜粋):
患者の血管を、この血管に対して直接作用することによって閉塞させるためのデバイスであって、以下を含むデバイス: 血管中に直接挿入するために適合した遠位部分を有する細長い管状部材であって、この管状部材には、少なくとも、膨張用内腔および血液を流す内腔が形成されている;および 膨張可能なバルーンを形成するために、遠位部分に取り付けられ、膨張用内腔に流体的に連結されたバルーン部材であって、このバルーン部材は、膨張の途中で血管の内壁と接触する外縁部接触領域を有し、この外縁部接触領域は、血管に対する損傷を低下させるために、バルーン部材の直径よりも幅が実質的に狭い。

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