特許
J-GLOBAL ID:200903027416972444

アンテナ指向装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松隈 秀盛
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-178634
公開番号(公開出願番号):特開平6-029717
出願日: 1992年07月06日
公開日(公表日): 1994年02月04日
要約:
【要約】【目的】 同軸ケーブル70の捩じれをもどす方向に方位ジンバル40を1回転した後にも、アンテナ14の向きが誤差なく再度衛星方向に復帰できるようすることを目的とする。【構成】 方位発信器53の出力信号を入力とするリワインド制御器71と、このリワインド制御器71の出力信号により動作する増幅器60のゲインを切り換える利得切り換え回路73とを設け、同軸ケーブル70が±270°を越えて捩じられた時にこのリワインド制御器71が方位発信器53の出力信号、船首方位角φC 及び衛星方位角φS に対応した信号とを演算した信号に2π信号又は-2π信号を加算するようにすると共に利得切り換え回路73がこの増幅器60のゲインを大きな値に切り換えるようにしたものである。
請求項(抜粋):
基台と、支持機構と、給電用同軸ケーブルを有するアンテナとより成るアンテナ指向装置において、上記支持機構は上記基台に対して垂直な方位軸のまわりに回動的に支持すると共に上部に上記方位軸と直交する仰角軸軸受を有するフォーク状部材を構成した方位ジンバルと、上記仰角軸軸受に回動的に嵌合する仰角軸が固設され、該仰角軸と直交するアンテナ軸を有するアンテナ支持部材と、該アンテナ支持部材に固定され、上記仰角軸と平行な入力軸を有する第1のジャイロと、上記アンテナ支持部材に固定され、上記アンテナ軸と上記仰角軸の双方に直交する入力軸を有する第2のジャイロと、上記アンテナ支持部材に固定され、上記アンテナ軸の水平面に対する傾斜に対応した出力信号を発生する加速度計と、上記基台に対する上記方位ジンバルの上記方位軸まわりの回転角を発信する方位発信器と、上記加速度計の出力信号から衛星の高度角に対応した値を減じた信号を上記第1のジャイロの実質的なトルカにフィードバックすると共に、上記方位発信器の出力信号、船首方位角及び衛星方位角に対応した信号とを演算した信号を上記第2のジャイロの実質的なトルカにフィードバックする増幅器と、上記方位発信器の出力信号を入力とするリワインド制御器と、該リワインド制御器の出力信号により動作する上記増幅器のゲインを切り換える利得切り換え回路とを設け、上記同軸ケーブルが所定の角度を越えて捩じられた時に上記リワインド制御器が上記方位発信器の出力信号、船首方位角及び衛星方位角に対応した信号とを演算した信号に2π信号又は-2π信号を加算するようにすると共に上記利得切り換え回路が上記増幅器のゲインを大きな値に切り換えるようになしたことを特徴とするアンテナ指向装置。

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