特許
J-GLOBAL ID:200903027421159018

貼り合せディスクのターンテーブル装置および貼り合せディスク

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 宮田 金雄 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-132017
公開番号(公開出願番号):特開平9-320159
出願日: 1996年05月27日
公開日(公表日): 1997年12月12日
要約:
【要約】【課題】 貼り合せディスクをターンテーブルに載置する際に、ディスクのセンターホールの貼り合せ部にできた段差、またはばりにターンテーブルがひっかかることなく載置でき、はめ合い部にてディスクの芯出しができるターンテーブル装置を得る。【解決手段】 ターンテーブル10のテーパ部15が規格内でずれて接着された貼り合せディスク11においてもセンターホール6のエッジに当たらない角度で形成されており、また貼り合せディスク11の貼り合せ面14より下のセンターホール6にて位置決めを行なう。
請求項(抜粋):
スピンドルモータに圧入または接着固着され、貼り合せディスクをディスク載置面に案内するテーパ部を有し、上記スピンドルモータの駆動力により上記ディスクと一体になって回転するターンテーブル装置において、上記貼り合せディスクのセンターホールとのはめ合い部が上記貼り合せディスクの貼り合せ面より低いスピンドルモータ側に設けられ、上記テーパ部の頂角範囲を下記の条件を満足するように設定したことを特徴とするターンテーブル装置。条件1:上記センターホールと上記ターンテーブル装置の中心ずれd1を上記テーパ部の上記ディスク面側長さより小さくなるように上記テーパ部頂角2θの下限値を下式を満足するように設定する。tanθ>d1/(m1-m2)条件2:上記ディスクの貼り合せ段差と上記テーパ部とが干渉しないように上記テーパ部頂角2θの下限値を下式を満足するように設定する。tanθ≧{(n1-n2)/n3}条件3:上記テーパ部に沿って滑る力の成分が滑りを防ぐ摩擦成分より大きくなるように上記テーパ部頂角2θの上限値を下式を満足するように設定する。tanθ<1/μ但し、θ:上記テーパ部頂角の1/2、m1:上記ディスク載置面と上記テーパ上面までの距離、m2:上記ディスク載置面と上記はめ合せ部の上端までの距離、n1:上記貼り合せディスクの貼り合せ段差、n2:上記ディスクと上記はめ合せ部とのクリアランス、n3:(テーパ段差)=(ディスク単板厚)-m2、μ:上記貼り合せディスクと上記テーパ部との摩擦係数。
IPC (3件):
G11B 17/028 ,  G11B 7/24 541 ,  G11B 7/24
FI (3件):
G11B 17/028 Z ,  G11B 7/24 541 E ,  G11B 7/24 541 R
引用特許:
審査官引用 (7件)
  • ディスクローディング装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-192371   出願人:シャープ株式会社
  • 特開昭57-046364
  • 特開昭62-046446
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