特許
J-GLOBAL ID:200903027422861190

改良された結像方法および装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 深見 久郎 (外3名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-511527
公開番号(公開出願番号):特表平9-504107
出願日: 1994年10月20日
公開日(公表日): 1997年04月22日
要約:
【要約】サンプル内の放射性同位元素物質の存在と位置を検出するための方法が記載され、この方法は:サンプルを蛍光体に露出するステップと、蛍光体をイメージ増倍されたCCDカメラ上に繰り返し結像させるステップと、各露出に続いて、カメラCCDアレイをスキャンしかつその上の電荷パターンを調査するステップと、それによって得られたデータ信号の測定を行なって、アレイの近接した領域から、これらの領域にイメージ増倍管によって放出された光によって引き起こされたデータ値のクラスタを識別するステップと、測定値をしきい値およびパラメータ値と比較して、蛍光体に付勢する放射性崩壊事象の結果として放出された光から結果として生じるクラスタを他の光を生じる事象からのものと区別するステップと、カメラアレイに関連して放射性崩壊事象として識別されたデータ値のクラスタの各々のセントロイドを計算するステップと、セントロイドの座標を、同じ調査の間に識別された他の放射性崩壊によって生じたクラスタのセントロイド座標とともにメモリ内にストアするステップとを含む。同じサンプルの一連の調査の各々からの座標は累算記憶装置に記憶され、これは読出して記録された事象のリストを与えることおよび/またはサンプルのアウトライン上に重ねられた事象の表示を生成するために用いることができる。サンプルは光電陰極に接する光ファイバ板上に支持され、事象の座標はそれらが検出されるとメモリ内にストアされるので、ディスプレイは事象が起こるたびに更新される。光電陰極のためには低雑音ビ-アルカリ材料が用いられ、CCDカメラは雑音を減じるために反転モードで動作される。
請求項(抜粋):
サンプルのある領域内で放射能により標識づけられた物質の存在と位置を検出するための方法であって: (1) サンプルの領域を蛍光体の領域に露出し、それによって放射性崩壊事象がフォトン放射事象を生成するステップと、 (2) 蛍光体をイメージ増倍管手段の光電陰極上に結像させるステップとを含み、その出力はCCDカメラに対する光学的入力を与え、さらに (3) カメラのCCDアレイを繰り返しスキャンするステップを含み、各スキャンはアレイの調査に対応しかつその前に露出の期間があり、その後に続いてリセットのステップがあり、これが次に続く露出期間を開始させ、さらに (4) 各調査の間にその値がアレイ上の電荷パターンを記述するデータ信号を発生するステップと、 (5) データ信号の測定を行なって、アレイの近接した別個にアドレス可能な領域から、イメージ増倍管からのフォトンの放射がそこに衝突したことを示すデータ値のクラスタを識別するステップと、 (6) データ値の識別されたクラスタの各々の中心位置を識別し、中心座標を、同じ調査の間に起こった他の識別されたクラスタがあればその中心座標とともにメモリに記憶するステップとを含む、方法。
IPC (2件):
G01T 1/29 ,  G01T 1/20
FI (2件):
G01T 1/29 D ,  G01T 1/20 Z
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭56-076689
  • 特表平7-504497

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