特許
J-GLOBAL ID:200903027426185920

大入熱溶接熱影響部靭性の優れた建築用低降伏比600N/mm2級鋼板の製造法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 茶野木 立夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-171019
公開番号(公開出願番号):特開平6-010043
出願日: 1992年06月29日
公開日(公表日): 1994年01月18日
要約:
【要約】【目的】 本発明は、厚み50mm以上の大入熱溶接影響部靭性の優れた建築用低降伏比600N/mm2 級鋼板の製造法を提供する。【構成】 重量比でC:0.05〜0.11%、Si:0.5%以下、Mn:0.6〜1.6%、P:0.03%以下、S:0.01%以下、Cu:0.80〜1.60%、Ni:0.30〜1.0%、Nb:0.005〜0.02%以下、Ti:0.005〜0.025%、Al:0.005%以下、N:0.001〜0.004%、O:0.001〜0.006%を含有し実質的にAlを含有しない鋼を1000〜1250°Cの温度域で再加熱後、1000°C以下の累積圧下率が50%以上となるように圧延を行った後、750°C以上の温度から直ちに常温まで焼入し、700〜850°Cの温度範囲に再加熱、焼入し、Ac1 変態点以下の温度範囲で焼戻処理を行うことにより厚み50mm以上の大入熱溶接熱影響部靭性の優れた建築用低降伏比600N/mm2 級鋼板が製造できる。
請求項(抜粋):
重量比でC :0.05〜0.11%、 Si:0.5%以下、Mn:0.6〜1.6%、 P :0.03%以下、S :0.01%以下、 Cu:0.80〜1.60%、Ni:0.30〜1.0%、 Nb:0.005〜0.02%以下、Ti:0.005〜0.025%、 Al:0.005%以下、N :0.001〜0.004%、 O :0.001〜0.006%を含有し、残部が鉄および不可避的不純物からなる実質的にAlを含有しない鋼を1000〜1250°Cの温度域で再加熱後、1000°C以下の累積圧下率が50%以上となるように圧延を行った後、750°C以上の温度から直ちに常温まで焼入し、700〜850°Cの温度範囲に再加熱、焼入し、Ac1 変態点以下の温度範囲で焼戻処理を行うことを特徴とする大入熱溶接熱影響部靭性の優れた建築用低降伏比600N/mm2 級鋼板の製造法。
IPC (3件):
C21D 8/02 ,  C22C 38/00 301 ,  C22C 38/16
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開昭52-133819
  • 特開平2-129317
  • 特開平2-093020

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