特許
J-GLOBAL ID:200903027428250487

内接噛合遊星歯車構造のシリーズ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 牧野 剛博 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-066631
公開番号(公開出願番号):特開平5-272598
出願日: 1992年03月25日
公開日(公表日): 1993年10月19日
要約:
【要約】【目的】 加工工数、部品点数をあまり増大させることなく、幅広い減速比をシリーズ内に確保することができ、且つ組付け後の精度を向上させる。【構成】 ピニオン116と伝動歯車113との軸間距離が等しく、この2者によって構成される第1減速段の減速比が2種以上設定され、且つ、内接噛合遊星歯車構造によって実現される第2減速段の減速比が同一の第1変速段の減速比について2種以上設定される。各減速比においてキャリア体150(及びキャリアスペーサ154)の断面形状は等しく、該キャリア体の貫通する外歯歯車118a 、118b の嵌挿孔128a 、128b の形状も等しく、内歯歯車125も全ての減速比において共通とされる。又、外歯歯車118a 、118b の歯数を外歯歯車の枚数の整数倍に設定すると共に、内歯歯車と外歯歯車の歯数差を外歯歯車の枚数の整数倍に設定する。
請求項(抜粋):
主回転軸と、該主回転軸に設けられたピニオン;及び該ピニオンと噛合する複数の伝動歯車を有する第1変速段と、該伝動歯車と共に回転する複数の偏心体軸;該偏心体軸に設けられた偏心体;該偏心体に偏心体軸受を介して支持され、前記主回転軸に対して揺動回転する外歯歯車;該外歯歯車と噛合する内歯歯車;前記偏心体軸の両端を回転自在に支持すると共に、自身は前記外歯歯車の自転成分の回転を行う一対の支持ブロック;及び該一対の支持ブロック同士を連結するキャリア体;を有する第2変速段と、を備えた内接噛合遊星歯車構造のシリーズにおいて、前記第1変速段の変速比が2種以上設定され、前記ピニオンと伝動歯車との軸間距離が等しく、前記第2変速段の変速比が2種以上設定され、前記キャリア体の断面形状が、前記第2変速段の少なくとも2種以上の変速比において等しく、該キャリア体の貫通する前記外歯歯車の嵌挿孔の形状が、前記第2変速段の少なくとも2種以上の変速比において等しく、前記内歯歯車が、前記第2変速段の少なくとも2種以上の変速比において共通とされ、且つ、第2変速段の各変速比における外歯歯車の歯数を、それぞれの外歯歯車の枚数の整数倍に設定すると共に、内歯歯車と外歯歯車の歯数差を外歯歯車の枚数の整数倍に設定したことを特徴とする内接噛合遊星歯車構造のシリーズ。

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