特許
J-GLOBAL ID:200903027433308779

自動車の事故発生状況記録装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岩田 享完
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-346340
公開番号(公開出願番号):特開平7-182548
出願日: 1993年12月22日
公開日(公表日): 1995年07月21日
要約:
【要約】【目的】 半導体メモリを効率よく用いて自動車事故の発生状態を正確に分析することが可能な事故発生状況記録装置である。【構成】 通常時における自動車の運転状態が静止状態を含めて揮発性のメモリ部21にデータとして時系列的に一定時間の間隔で記憶し、この揮発性のメモリ部21の記憶エリアが飽和状態になった場合には、先に記憶されたデータを消去して順次新たなデータを受容させ、事故発生時には、所定時間分のデータが揮発性のメモリ部21から不揮発性のメモリ部22に転写・格納する。
請求項(抜粋):
耐衝撃性に強いハウジングに半導体メモリ手段が内蔵され、事故発生時にはハウジング内の半導体メモリ手段の抜き取りを防止ロック手段を有する装置であって、車体外周の所定箇所に配置され車外物との衝撃度合いを検出する対衝撃センサや車速センサ、車輪角度センサ、ブレーキセンサ、ハンドルセンサなどのように運転状況を検出する車体操作センサよりなる運転状態検出手段と、駆動電源によって常時動作され、年月日および時刻をカウントするタイムカウント手段と、タイムカウント手段からの入力信号と、運転状態検出手段からの各入力信号とを時系列的に一定時間の間隔でデータ記憶すると共に、記憶エリアが飽和状態になった場合には、先に記憶されたデータを消去して順次新たな入力信号を記憶データとして受容する揮発性のメモリ部、および揮発性のメモリ部に記憶されているデータを所定時間分だけ転写・格納することが可能な不揮発性のメモリ部とよりなる半導体メモリ手段と、運転状態検出手段からの各入力信号の値と、予め設定されている各入力信号の異常レベル値とを比較し、運転状態検出手段からの各入力信号の値の少なくとも一つがその異常レベル値を越えた場合には、異常発生信号を出力する事故発生検出手段と、事故発生検出手段から異常発生信号が出力され、揮発性のメモリ部に記憶されている運転状態の記憶データが、事故発生前から事故発生時の所定時間分だけ不揮発性のメモリ部に転写・格納された後、半導体メモリ手段の抜き取りを防止するロック手段とを備えることを特徴とする自動車の事故発生状況記録装置。
IPC (2件):
G07C 5/00 ,  G01D 9/00
引用特許:
審査官引用 (2件)

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