特許
J-GLOBAL ID:200903027435134867

信号位相差検出回路及び信号位相差検出方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 碓氷 裕彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-059610
公開番号(公開出願番号):特開平11-177427
出願日: 1990年01月25日
公開日(公表日): 1999年07月02日
要約:
【要約】【課題】 二つのパルスの位相差を符号化して検出するパルス位相差符号化回路において、回路規模の拡大と検出精度との低下なしに、検出範囲を拡大する。【解決手段】 複数のインバーターがリング状に連結されてなるリング遅延信号発生回路1にパルスPA を入力し、この回路1内でパルスPA を周回させる。パルスセレクター3及びエンコーダー4はパルスPB が入力された時の、リング遅延信号発生回路1内でのパルスPA の周回位置を検出する。また、複数のカウンター21、22はパルスPA が入力されてからパルスPB が入力までに、パルスPA がリング遅延信号発生回路1内を周回する周回回数を、異なる位置でカウントする。マルチプレクサー27はパルスPA に基づき、カウンター21、22の出力の何れかを選択し、周回回数を決定する。そして、決定された周回回数と周回位置によりパルスPA とパルスPB との位相差を表す信号を出力する。
請求項(抜粋):
複数の信号遅延回路がリング状に連結され、任意のタイミングで入力される第1の信号を、連結された前記複数の信号遅延回路内にて周回させる遅延信号発生手段(1) 、前記第1の信号と任意の位相差を持つ第2の信号が入力され、前記第2の信号の入力された時の、前記複数の信号遅延回路における前記第1の信号の周回位置を検出する位置検出手段(3) 、前記第1の信号が入力されてから前記第2の信号が入力されるまでに、前記第1の信号が前記複数の信号遅延回路内を周回する周回回数を、複数の異なるタイミングでカウントするカウント手段(2) 、および前記カウント手段でカウントされた複数の周回回数から、所望の周回回数を決定する周回回数決定手段(27)を備え、前記周回回数決定手段(27)からの前記所望の周回回数と、前記位置検出手段(3) によって検出された前記第1の信号の周回位置とに基づいて、前記第1の信号と前記第2の信号との間の位相差を出力することを特徴とする信号位相差検出回路。
IPC (2件):
H03M 1/64 ,  H03K 5/26
FI (2件):
H03M 1/64 ,  H03K 5/26 C

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