特許
J-GLOBAL ID:200903027439601346

画像読み取り装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 八田 幹雄 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-009783
公開番号(公開出願番号):特開平10-210266
出願日: 1997年01月22日
公開日(公表日): 1998年08月07日
要約:
【要約】【課題】 原稿がある程度傾いて載置された場合でも、読み取り不要なセンターライン領域を適切に除去することができる画像読み取り装置を提供する。【解決手段】 書籍などの原稿BDを上向きに載置して撮影を行う画像読み取り装置において、原稿の外形から原稿の傾きを算出するとともに、原稿の高さから原稿の綴じ部の上端位置を検出し、これにより斜めに存在するセンターライン位置を正確に求め、さらに、原稿の綴じ部付近の輝度値を検出することにより、画像として不要な除去すべき除去幅W1も正確に算出する。そして、このようにして求めたセンターライン領域60のみを斜めに消し残しなく正確に除去する。すなわち、本スキャンを行う際にあっては、ラインセンサによる走査がセンターライン領域60を通過する場合には、この領域60にある画像データは画像除去範囲にあるものと設定される。
請求項(抜粋):
原稿台上に載置された原稿を光学的走査により読み取る画像読み取り装置において、原稿を走査しながら読み取る撮像素子と、前記撮像素子により読み取られた原稿面のエッジ部を検出し、これに基づき原稿の外形を求める外形測定手段と、前記外形測定手段から原稿載置時の傾きを算出する原稿傾き算出手段と、原稿の高さを検出する高さ検出手段と、前記高さ検出手段から原稿の綴じ部を検出する綴じ部検出手段と、前記綴じ部検出手段により検出された綴じ部位置近傍の輝度値から除去すべき幅を検出する除去幅検出手段と、前記原稿傾き算出手段と前記綴じ部検出手段とによる検出結果、および前記除去幅検出手段により検出された除去幅をもとに求められた画像として不要な原稿のセンターライン領域を斜めに除去する手段と、を備えたことを特徴とする画像読み取り装置。
IPC (2件):
H04N 1/38 ,  H04N 1/04 106
FI (2件):
H04N 1/38 ,  H04N 1/04 106 A

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