特許
J-GLOBAL ID:200903027445948773

医療用凝固装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 強
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-336528
公開番号(公開出願番号):特開平9-173349
出願日: 1995年12月25日
公開日(公表日): 1997年07月08日
要約:
【要約】【課題】 高周波電源の出力が変化しても、負荷回路に関して断線か短絡か或いは正常かを、容易に判断することができるようにする。【解決手段】 出力トランス6の二次側に検知コイル10を設け、この検知コイル10の検出電圧V0 をコンパレータ13及び14の非反転入力端子に与える。コンパレータ13及び14の反転入力端子には、高周波電源5の出力に応じて抵抗が変化する可変抵抗器8の出力に基づく上及び下限設定電圧Va及びVbを与える。バイポーラピンセット4の一対の電極4a,4aを生体組織(負荷)に接触させると、高周波電源5の出力に応じて、また、負荷回路の状態に応じて検知コイル10の検出電圧V0 が変化し、コンパレータ13及び14により検出電圧V0 と設定電圧Va,Vbとが比較されて、バイポーラピンセット4を含む負荷回路に関して正常か或いは短絡、断線が発生しているかの判断ができる。
請求項(抜粋):
高周波電源と、この高周波電源の出力を調整する出力調整手段と、前記高周波電源に接続された一次コイル及びこの一次コイルと磁気的に結合された二次コイル並びに検知コイルを有する出力トランスと、この出力トランスの二次コイルから高周波電力が供給される負荷回路と、前記出力トランスの検知コイルの出力電圧を検出する電圧検出手段と、この電圧検出手段により検出された電圧値があらかじめ定めた設定範囲内に入っているか否かを比較する比較手段とを具備し、この比較手段により、前記電圧検出手段による検知電圧と前記出力調整手段による設定電圧とを比較することで前記負荷回路の状態を複数段階で検知するようにしたことを特徴とする医療用凝固装置。
IPC (2件):
A61B 17/39 320 ,  A61B 17/39 310
FI (2件):
A61B 17/39 320 ,  A61B 17/39 310
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭59-077844
  • 電気手術器
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-012627   出願人:アロカ株式会社, 上田日本無線株式会社

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