特許
J-GLOBAL ID:200903027450813630
履帯張り調整装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
広瀬 和彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-269023
公開番号(公開出願番号):特開2000-085646
出願日: 1998年09月07日
公開日(公表日): 2000年03月28日
要約:
【要約】【課題】 遊動輪に作用する荷重によりヨークと張力調整シリンダとが傾くように相対変位するのを防止し、かつ組付け時の作業性を向上させる。【解決手段】 遊動輪9を支持するヨーク16と張力調整シリンダ17とを、急速継手26によって一体的に連結する構成とする。これにより、遊動輪9に対して前,後方向以外の上,下方向、左,右方向等の荷重が作用したとしても、ヨーク16と張力調整シリンダ17とが折曲がるように傾くのを防止し、遊動輪9を長期に亘って安定して支持する。また、ヨーク16と張力調整シリンダ17とを、それぞれ個別にサイドフレーム3に組込んだ後、サイドフレーム3内において急速継手26によって一体的に連結することができ、組立て時の作業性を大幅に向上させることができる。
請求項(抜粋):
トラックフレームを構成するサイドフレームの一端側に設けられ前,後方向に移動可能となったヨークと、前記ヨークに回転可能に支持され前記サイドフレームの他端側に設けられた駆動輪との間で履帯が巻装される遊動輪と、前記ヨークとサイドフレームとの間に設けられ前記履帯の前,後方向の張力を調整する張力調整シリンダと、前記遊動輪と駆動輪との間で前記履帯に張りを与えるために前記サイドフレームと張力調整シリンダとの間に設けられた圧縮ばねとからなる履帯張り調整装置において、前記ヨークと張力調整シリンダとの間には、前記ヨークと張力調整シリンダとを一体的に連結する急速継手を設ける構成としたことを特徴とする履帯張り調整装置。
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